共にキックボクシングからボクシングに転向した那須川と武居(写真はK-1時代のもの)
2023年4月8日(土)東京・有明アリーナ『PRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING 4』にて、日本バンタム級2位・与那覇勇気(真正ジム)を相手にプロボクシングデビューの元RISE世界フェザー級王者・那須川天心(帝拳ジム)。
格闘技ファンの間で早くも話題となっているのは、先にボクシングへ転向し、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者となった元K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者・武居由樹(大橋ジム)とボクシングで戦ったらどっちが強いのか、ということ。
両者はジュニアキックボクシング時代に4度対戦し、那須川の3勝1分となっている。
この2人の対戦について元WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(ワタナベジム)は元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二を自身のYouTubeチャンネルに招き、予想した。
京口は、井上尚弥がスーパーバンタム級に上げたことによって、武居と那須川はバンタム級に落とすのではないかと予測。
竹原は「今すぐだったら武居君が有利かも分からないけれど、天心が3戦・4戦と実績を積めば俺は天心がスピードで圧勝するんじゃないかなと思うけれどね。パンチ力は武居君があるけれどスピードが違うもんね」と、那須川がスピードを活かして圧勝すると予想。
これに対して京口は「でも、僕が思うのはキックの時代の3Rだったら天心がワンサイドだと思うんですよ。でもボクシングのアジアとか世界は12Rあるじゃないですか。僕は序盤は天心が圧倒すると思うんですよ。中盤以降、5・6Rくらいから武居君もスピードに慣れると。耐久力もそんなに打たれ弱い選手じゃないと思うんですよ。僕はけっこう武居君の方が有利かなと思うんです」と、12Rでやるならば武居が後半のラウンドで巻き返すのではと予想し、2人の勝敗予想は真っ二つに分かれていた。