2023年4月9日(日)東京・大田区総合体育館『ROAD TO ONE & Shimizu presents BOM OUROBOROS 2023』(U-NEXTにてLIVE配信)にて、馬渡亮太(治政館)と「ROAD TO ONE ムエタイフェザー級トーナメント決勝戦」3分3Rを争う士門・PKセンチャイ(P.K.SaenchaiMuayThaiGym)の試合直前インタビューが主催者を通じて届いた。
現在高校3年生の吉成士門こと士門はこれまでにWPMF王座のほか、WMC日本フライ級王座、WMCインターコンチネンタルバンタム級王座を獲得し、11戦11勝(4KO)無敗をキープ。従兄弟の吉成名高が獲得しているラジャダムナンスタジアム王座を目指し、昨年10月に同スタジアムに上がり3RTKO勝ち、今年1月にも2RでKO勝ちしている。昨年12月のトーナメント1回戦では、第4代WMC日本フェザー級王者・佐野貴信(創心会)を2RでKOして決勝へ進出した。
僕は日本止まりではなく、世界のトップレベルで戦うことを目標にしている
――トーナメント決勝戦に向けて調整はいかがでしょうか。
「いい感じで調整はできています。練習では特に強化してきたところはないですが、全体的にしっかり強化してきました」
――対戦する馬渡選手は今回の一戦に向けてタイ修行もしてきたそうです。
「エイワスポーツジムでの練習環境が一番いいと思うので、相手がタイで練習してきたからといって特に気になりません」
――馬渡選手についてはどういう印象がありますか。
「長身で手足が長く、ムエタイスタイルで首相撲も巧い印象があります。タイ人選手と渡り合っている選手なので、油断はしていません。でも、僕がこれまでやってきたタイ人の方が強いと思います。どの局面でも勝てるように練習してきたので、圧勝できるかなと。僕は日本止まりではなく、世界のトップレベルで戦うことを目標にしているのでここでつまづくわけにはいきません」
――前回、昨年12月のROAD TO ONE JAPANフェザー級ムエタイ日本トーナメント一回戦で初めてOFG着用の試合となりましたが、戦ってみてどうでした?
「緊張感があり、OFGだと一発の重みが通常のグローブとは違って自分も相手も警戒するので距離感が難しいのを感じました」
――OFG着用は自分にとって有利な戦いになりますか?
「最近はパンチで倒す場面も増えてきたので、どちらかというと有利かもしれません。当たれば効かせられる自信も増しました」
――トーナメント優勝後はどういうことを考えてますか?
「ONE本戦出場ももちろんですが、ラジャダムナンスタジアムで勝ち続けてベルトも狙っていきたいと思います」
――ONEで戦いたい選手はいます?
「ロッタン選手は凄く強敵ですが、今でも勝てる自信があるのでいずれはやってみたいと思います」
――ロッタン選手といえば、武尊選手との対戦が噂されていますが、武尊選手との対戦をイメージしたことはありますか?
「やってきたルールは違いますし、知名度的に差があって対戦する機会はないので全く意識はしていません」
――会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「OFG着用ならでは面白いムエタイを見せますので、応援よろしくお願いします。KOボーナスも狙います!」