【PFL】工藤諒司とハイブラエフがともに計量パス、チョ・ソンビンは計量パスもメディカルチェックで欠場

　2023年4月1日（土・現地時間）、米国ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター ヴァージンホテルにて『PFL 1: 2023 Regular Season』が開催される（DAZN配信）。 　フェザー級では、日本から出場の工藤諒司が146ポンド（66.22kg）、対するモヴィッド・ハイブラエフ（ロシア）が145.8ポンド（66.13kg）でともにパスしている。 　同じフェザー級では、ブレンダン・ラウレーン（英国）vs.マルロン・モラエス（ブラジル）、クリス・ウェード（米国）vs.バッバ・ジェンキンス（米国）、アレハンドロ・フローレス（メキシコ）vs.ダニエル・トーレス（オーストリア）、ヘスス・ピネド（ペルー）144.6ポンド（65.58kg）vs.チョ・ソンビン（韓国）の全選手が計量をパスも、ソンビンがメディカルチェックをパスできず、代わりにガブリエル・ブラガ（ブラジル）がピネドと対戦することが発表されている。 　PFL4戦目に臨む工藤は、2022年4月からPFLに参戦し、初戦でブレンダン・ラウネーンからダウンを奪うも頭突きを受けてテクニカル判定負け。 　6月の2戦目でフローレスを右オーバーハンドで1R KOでプレーオフ進出を決めたが、8月のジェンキンス戦で、小手巻きでの内股からのスクランブルでバックを奪われリアネイキドチョークで一本負け。2022年シーズンを終えていた。 　対するハイブラエフはMMA19勝0敗1分1NCの超強豪。2021年10月のウェード戦以来、2年半ぶりの復帰戦となる。フェザー級決勝でウェードの打撃を、強力なダブルレッグとテイクダウンを織り交ぜたパンチで押し切り優勝したハイブラエフは100万ドルを獲得。 　かつてはニュージャージーやフロリダのATTでもトレーニングを行っていたが、近年はダゲスタンのアブドゥルマナプスクールで練習し、2月12日の『UFC 284』でアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに判定勝ちしたUFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフのスパーリングパートナーを務めていた。 　19勝中6KO・TKO、2つの一本勝ちで、11の判定勝ちと競り合いを譲らない。PFLではランス・パーマーにも判定勝ちし、工藤と接戦のラウネーンとはスプリット判定勝ちのハイブラエフは、強いテイクダウンと壁際でのチェーンレスリング、バックコントロールで相手を制圧してくる。この強豪を相手に工藤はどんな間合いから打撃を当てて、テイクダウンを切るか。注目の初戦だ。 『PFL 1: 2023 Regular Season』 ▼フェザー級 5分3Rブレンダン・ラウレーン（英国）146ポンド（66.22kg)26勝4敗マルロン・モラエス（ブラジル）145.4ポンド（65.95kg）23勝11敗 ▼フェザー級 5分3Rモヴィッド・ハイブラエフ（ロシア）145.8ポンド（66.13kg）19勝0敗1分1NC工藤諒司（日本）146ポンド（66.22kg）11勝4敗1分 ▼フェザー級 5分3Rクリス・ウェード（米国）145.6ポンド（66.04kg）22勝8敗バッバ・ジェンキンス（米国）146ポンド（66.22kg）19勝6敗 ▼フェザー級 5分3Rアレハンドロ・フローレス（メキシコ）145.4ポンド（65.95kg）21勝4敗ダニエル・トーレス（オーストリア）146ポンド（66.22kg）14勝5敗 ▼フェザー級 5分3Rガブリエル・ブラガ（ブラジル）9勝0敗ヘスス・ピネド（ペルー）144.6ポンド（65.58kg）20勝5敗1分※チョ・ソンビン（韓国・146ポンド/66.22kg・10勝2敗）は計量パスもメディカルチェックをパスできず欠場