2023年3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』に参戦する、ペットセーンセーブ・ソーヂョー.トーンプラーヂン(タイ)とロンナチャイ・トー.ラミントラー(タイ)が2日(木)夕刻、無事来日を果たした。
ペットセーンセーブは第12試合のKNOCK OUT-BLACK -58.5kg契約3分3R延長1Rで、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(WIVERN)と対戦。
昨年5月に19歳でラジャダムナン王座を獲得したばかりの若き王者で、判定決着が多いムエタイ界の中で、これまで49勝のうち24がKOとほぼ半数がKO勝ちという超好戦的なファイター。昨年は10戦6勝4敗、6勝のうち3KOをマークしており、最近の試合はフェザー級(126ポンド)前後の契約体重で行っているという。
ロンナチャイはKNOCK OUT-REDフェザー級3分3R延長1Rで、KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)と対戦。
2014年にミニフライ級、2016年にフライ級、2017年にバンタム級とルンピニースタジアムの3階級制覇を達成しており、プラジャンチャイには2戦して2敗しているが、クマンドーイとサオエークには勝利。コンペットには3勝1敗1分で勝ち越している。昨年は5勝1敗の戦績で、今年1月にタイのスポーツ省が認定する2022年MVPに選ばれたばかりの25歳のサウスポー。
現役ラジャダムナン王者と最新MVP選手というトップ2人は、気候がタイと比べるとだいぶ寒い日本にも驚いた様子はなく、ペットセーンセーブは無表情、ロンナチャイは笑みを浮かべていた。