K-1、HEATで活躍中の女子キックボクサー・鈴木万李弥が、約8年間所属していた志村道場との契約が1月23日をもって満了したと発表。その後の動向が注目されていたが、1日(水)夜に自身のInstagramにてクロスポイント吉祥寺へ移籍したことを発表した。
【写真】鈴木が自身のInstagramに投稿した、小笠原瑛作、不可思、鈴木千裕ら同ジム主力選手との集合写真(C)鈴木万李弥 鈴木は「クロスポイント吉祥寺へ移籍が無事完了いたしました!」とファンに報告。「地元名古屋をでて、強くなる為にきたけれど、すごい寂しかったです。名古屋とは違い、友だちも家族も離れてやっていくのに、不安しかないですが、ハングリー精神! 必ず夢を掴んでみせます!」と、まだ東京の環境には馴染めていないようだが、新天地で夢をかなえていくと意気込んだ。
最後には「これからまた成長した姿を見せていきたいと思います」と誓っている。
(C)鈴木万李弥 クロスポイント吉祥寺には、RIZINでも活躍するKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕、KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作といった現役王者のほかに、K-1で活躍する不可思などの強豪が所属しており、これまでも各団体の王者を多数輩出してきた名門ジムだ。
鈴木は空手のバックボーンを持ち、2016年にキックボクシングでプロデビュー。MMAでは2勝3敗の二刀流ファイターとして活躍し、エキシビションマッチながら中井りんとも対戦経験を持つ。流血もいとわない激しいファイトを信条とし、付いたキャッチフレーズは“流血のマドンナ”。そのルックスも含めて多くのファンからの人気を集めている。K-1 JAPAN GROUPには女子フライ級(-52kg)で参戦。2022年3月26日に『Krush』初参戦で真優に判定3-0で勝利すると、5月のHEATでも小澤聡子に判定3-0で勝利。6月のK-1女子大会に初参戦し、櫻井梨華子から勝利を収めて連勝中。戦績は11勝(3KO)5敗。