2023年3月5日(日)札幌・ホテルエミシアにて開催されるノースエリア格闘技イベント『BOUT 46』。
メインイベントには地元札幌のRISEフェザー級7位・山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo/)が出場、同級5位・宮崎就斗(TARGET/DEEP☆KICK57.5kg級王者)をRISEフェザー級ランキング戦にて迎え撃つ。
【写真】昨年は森本“狂犬”義久(左)にKO勝ちした山川 山川は2022年2月に森本“狂犬”義久に2RでKO勝ちして名を挙げ、7月の『BOUT』では山元剣心に判定勝ち。その勢いで10月には『RISE WORLD SERIES 2022』にて安本晴翔(橋本道場/WBCムエタイ日本統一フェザー級王者、KNOCK OUT-REDフェザー級王者)と対戦したがKOで敗れた。今大会は復帰戦のハードルとしてはかなり高い相手との一戦になる。戦績は16勝(8KO)9敗2分。
【写真】RISEのみならず様々な団体に出場している宮崎(右) 対する宮崎はRISE伊藤隆代表率いる名門TAGETに所属、2011年11月にプロデビューしたベテランで長くRISEフェザー級のランキングに名を連ねている。現在は関西のDEEP☆KICK王者にも君臨しており、12月25日の『DEEP☆KICK64』での防衛戦では強豪・KING龍蔵を相手に1RでKO勝利を飾っての北海道上陸となる。戦績は26勝(8KO)19敗2分。
実はこの両者、実に5回も対戦が計画されながら流れた経緯があるとのことで、お互いに満を持して今回の初対決となった。
セミファイナルでは愛翔(Kickboxing Academy Sapporo)と嶋田将典(Stay Gold/RISEスーパーフェザー級10位)が、RISEオープンフィンガーグローブマッチ-60kg契約3分3Rにて激突。
愛翔は前回の『BOUT45』にて北海道初のRISEオープンフィンガーグローブマッチに挑み、杉本祥と対戦して壮絶な打ち合いの末、ダウンを奪い勝利を収めた。11月3日には念願の『RISE EVOL』にてRISEフェザー級14位・白石舜(TEAM TEPPEN)との対戦が決定していながら試合前日にまさかの体調不良から欠場。今大会から復帰し、再びオープンフィンガーグローブルールでのRISE初参戦を狙っている。
対戦相手の嶋田は一昨年11月開催の『BOUT43』メインにて、愛翔と同門の安齋宙に得意のパンチで1RKO勝利を飾っており、武尊や白鳥大珠など数々のビックネームとの対戦経験を持つ「倒すか? 倒されるか?」の試合が多いベテランファイター。
オープンフィンガーグローブルールでの試合、しかもハードパンチャー同士のこの一戦、勝利するのは愛翔か、嶋田か。
また、札幌在住ながら昨年10月『THAI FIGHT』で勝利したタイ人選手ファーパヤップGRABSも出場が決定した。