2023年3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~』の全対戦カード&試合順が発表された。
今回は特別企画として、K-1公式YouTubeチャンネルにて中村拓己K-1プロデューサーが全21試合の試合順と各試合の見どころを3日間にわたって公開。その最終日である27日(月)、いよいよメインイベントが発表された。
K-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチで今年のメインを飾るのはK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ3分3R延長1R、大和哲也(大和ジム/王者)vs.林健太(FLY SKY GYM/挑戦者)に決定。
中村Pは「30周年記念イヤーというところではK-1の歴史を知っている選手。これは年数が増えれば増えるほど必ず減って行くと思うんですけれども、そういう中でK-1 MAXの代々木で王者になった大和選手が、去年この同じ代々木、そしてK’FESTAで王座に返り咲いて。次、防衛戦をやるとしたら僕はこの同じK’FESTA、30周年記念イヤーといういろいろな巡り合わせの中で、ここで最後に登場してメインイベントを戦うのは僕は大和哲也なんじゃないかなと思いました。
僕もずっといろいろな格闘技の歴史とかK-1の歴史を見てきた中で、もちろんどのカードも意味があって素晴らしいものなんですけれども、やっぱりK-1の歴史と、今と、未来にどうつながっていくのか。その3つを見せられる、そしてK-1の中で作ってきたカードという意味ではやっぱり大和哲也選手が、僕はここで最後に登場するっていうところが僕は一番ふさわしいカードになったんじゃないかなと思います。
左フックの代々木伝説とか、そういったワクワク感もありますし、今回のいろいろなカードを見た中で、記者会見でのコメントを聞いた中で、僕はこのカードがメインに一番ふさわしいと思いました」とその理由を説明した。
今大会は3部制となり、第1部を締めくくるのはK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1R、KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者)vs.フンダ・アルカイエス(トルコ/挑戦者)で、その前にはK-1 WORLD GP女子アトム級タイトルマッチ3分3R延長1Rのパヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym/王者)vs.菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者)と2つの女子タイトルマッチが締めくくる。
第2部では第11試合から第13試合までが「K-1vs.RISE対抗戦」となり、第14試合はK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ3分3R延長1Rの金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者)vs.コンペット・シットサラワットスア(タイ/Sitsarawatser Gym/挑戦者)、第15試合はK-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ3分3R延長1Rの軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/総本部)vs.ヴュー・ペッコウーソン(タイ/挑戦者)の2つのタイトルマッチが締めくくる形に。
そして第3部では、K-1と言えばヘビー級ということでK-1スーパー・ヘビー級3分3R延長1Rの京太郎(チーム未完/第2代K-1ヘビー級王者)vs.石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ/第3代IGFヘビー級王者)から始まり、K-1 WORLD MAXからの流れを汲む70kg前後の試合が3試合並ぶ。
セミファイナルとなる第20試合はK-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ3分3R延長1R、朝久泰央(朝久道場/王者)vs.与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)となった。