工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)のPFL第4戦が決定した。
2023年4月1日(日本時間2日)米国ネヴァダ州ラスベガスのヴァージンホテルズThe Theaterで開催される「PFL 1: 2023 レギュラーシーズン」にて、2021年PFLフェザー級王者モヴィット・ハイブラエフ(ロシア)と対戦する。
MMA11勝4敗1分の工藤は、2022年4月からPFLに参戦し、初戦でブレンダン・ラウネーンからダウンを奪うも頭突きを受けてテクニカル判定負け。
6月の2戦目でアレハンドロ・フローレスを右オーバーハンドで1R KOでプレーオフ進出を決めたが、8月のバッバ・ジェンキンス戦で、小手巻きでの内股からのスクランブルでバックを奪われリアネイキドチョークで一本負け。2022年シーズンを終えていた。
対するハイブラエフはMMA19勝0敗1分1NCの超強豪。2021年10月のクリス・ウェード戦以来、2年半ぶりの復帰戦となる。フェザー級決勝でハイブラエフはウェードの打撃を、強力なダブルレッグとテイクダウンを織り交ぜたパンチで押し切り優勝。100万ドルを獲得している。
かつてはニュージャージーやフロリダのATTでもトレーニングを行っていたが、近年はダゲスタンのアブドゥルマナプスクールで練習し、2月12日の『UFC 284』でアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに判定勝ちしたUFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフのスパーリングパートナーを務めていた。
19勝中6KO・TKO、2つの一本勝ちで、11の判定勝ちと競り合いを譲らない。PFLではランス・パーマーにも判定勝ちし、工藤と接戦のラウネーンとはスプリット判定勝ちのハイブラエフは、強いテイクダウンと壁際でのチェーンレスリング、バックコントロールで相手を制圧してくる。この強豪を相手に工藤はどんな間合いから打撃を当てて、テイクダウンを切るか。注目の初戦だ。
同大会メインでは、2022年PFLフェザー級世界王者ブレンダン・ラウネーン(英国)が、2度目のPFL世界王座を目指し、マルロン・モラエス(ブラジル)と対戦。
コ・メインでは、2022年PFLライトヘビー級世界王者ロバート・ウィルキンソン(豪州)が、UFCからPFLデビュー戦となるチアゴ・サントス(ブラジル)を迎え撃つ。
また、2023年1月の「GLADIATOR020」で中川皓貴とのGladiatorフェザー級王座決定戦で勝利し、第4代フェザー級王者に就いたチョ・ソンビン(韓国)の参戦も決定(※空位となったGladiator同級のベルトは6月11日の「Gladiator022」より王座決定戦を行う)した。
同大会は4月1日に、米国ではESPN、ESPN Deportes、ESPN+でゴールデンタイム生中継。日本ではDAZNにて配信予定だ。
PFL 1: 2023 Regular Season
◆ESPN Card:Brendan Loughnane vs. Marlon MoraesRobert Wilkinson vs. Thiago SantosMovlid Khaybulaev vs. Ryoji KudoChris Wade vs. Bubba JenkinsOmari Akhmedov vs. Will Fleury
◆ESPN+ Card:Krzystof Jotko vs. TBAMarthin Hamlet vs. Mohammed FakhreddineJoshua Silveria vs. Sam KeiAlejandro Flores vs. Daniel TorresJo Sungbin(GLADIATORフェザー級王者) vs. TBATBA Showcase vs. TBA Showcase