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2023年1月6日（日本時間7日）、米国コロラド州チャンドラーのヒラ・リバー・リゾート＆カジノで『LFA 149: Bunes vs. Horiuchi』が開催された。
▼LFAフライ級（125ポンド）王座決定戦 5分5R
〇フィリッピ・ブニス（ブラジル）13勝6敗 125ポンド
[1R 3分45秒 TKO] ※左フック
×堀内佑馬（日本）10勝6敗 126.6ポンド※体重超過
※堀内が体重超過でブニスが勝った時のみ新王者となる変則王座戦
メインは堀内佑馬とフィリッピ・ブニスによる「LFAフライ級（125ポンド）王座決定戦」。しかし、堀内が前日計量で126.6ポンドと体重超過したため、ブニス（125ポンド）が勝った時のみ新王者となる変則王座戦となった。
堀内は、日本のDEEPで連勝後、2016年から米国カリフォルニア州アーバインのチーム・オーヤマに単身わたり、2021年7月にLFAフライ級王座挑戦。スプリット判定でチャールズ・ジョンソンに敗れ、ジョンソンがUFC入りを決めた。21年11月にマーク・クリマコを相手に1R TKO勝ちで再起。2022年6月に『ROAD TO UFC』に参戦もトップノイ・キウラムにダウンを奪われる判定負け。
2022年10月の「LFA144」でフアン・プエルタに3Rリアネイキドチョークで一本勝ち。今回のLFAフライ級王座決定戦を決めるも、痛恨の体重超過で勝利してもベルトは負けない変則王座戦に臨むこととなった。
対するピットブルブラザーズのブニスは、MMA12勝6敗。ACB・ACAから、2022年2月にLFAに参戦し、ジュシー・フォルミーガに一本負けも、7月にワスカー・クルズにスプリット判定勝ちで王座戦が決定した。
Felipe Bunes is the NEW @LFAFighting flyweight champ! #LFA149 pic.twitter.com/0rHqBf6UZJ
— UFC FIGHT PASS (@UFCFightPass) January 7, 2023
1R、ともにオーソドックス構え。堀内の左ローに長い右ストレートを合わせるブニス。「頭を動かせ」のセコンドの声にブニスの左右をかわして右を当てた堀内。右で差して組むブニスだが崩せず。
中央でスタンドに。左フック、右の後ろ廻し蹴りをかすめるブニスに、堀内は左右ローに左ミドルをガード上にリズム良く当てる。ジャブから手数多く打つ堀内の左ジャブをブニスは左に頭を傾けてかわして、続く右ストレートに左を外からかぶせてダウン奪取！ 倒れた堀内に鉄槌を連打し、レフェリーが間に入った。
Felipe Bunes is the new @LFAfighting Flyweight Champion he just ran through Yuma Horouchi who came in 1.6lbs overweight and couldn’t win the Title. Bunes adds another Championship to Captain Eric’s stable and Bunes gets a UFC opportunity in the future #LFA149 pic.twitter.com/bugNt3mMv5
— Jason Hagholm (@JHagholm1) January 7, 2023
ピットブルブラザーズのタトゥーを誇示するブニスは、腰にベルトを巻き、ヘンリー・セフードから祝福を受けた。LFA日本人初の王座戴冠ならず、厳しい敗北の堀内はマットから起き上がり、椅子に座り肩を落とした。
