「RIVALS RISE×GLORY」で勝利したコリンズ、海人、ロビン副社長と伊藤RISE代表と緒形SB協会代表を挟んで、原口、ペットパノムルン
2022年12月25日(日)東京・両国国技館で開催された『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』の一夜明け会見が、26日(月)都内にて行われた。
会見に出席したGLORYスポーツのロビー・ティマーズ副社長は「最高のイベントでした。最高との言葉以外に表現の仕方が見つかりません。RISEとのコラボで求めていたのは張り合うのはもちろん、日本の新しいタレント、輝いた選手を見つけて世界に紹介したいということでした。その意味でも大成功でした。昨日はRISEの伊藤代表ともいいディスカッションが出来ました。GLORYに日本の選手を誰を出すか、推していくかという話を出来たので有意義な時間でした。昨日は最高のイベントでした。GLORYはすぐに日本に戻ってきます」と挨拶。初のRISE&シュートボクシング連合軍vs.GLORY軍の対抗戦に合格点を出した。
日本人選手の評価については「全部の試合が印象的だったので決めるのが難しい。まず原口選手はほぼ声をかけるでしょう。原口選手は間違いなく世界に通用する逸材だと思いました。印象的でした。それと海人選手と白鳥選手。この3人はGLORYに出てもらうおうと考えています。『RIVALS』をやってみてよかったです」と3選手の名をあげた。
第15試合のスーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rで山田洸誓(正道会館KCIEL/第4代RISEスーパーライト級王者)に判定3-0で勝利したペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9/初代RISE世界スーパーライト級王者、GLORY世界フェザー級王者)は「こんな大きな大会に出られて嬉しい、光栄です。無事勝てて嬉しいです」とコメント。
第13試合の-63.5kg契約3分3R延長1Rで笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級・日本スーパーフェザー級・日本フェザー級三階級制覇)に判定3-0で勝利したチャド・コリンズ(Strikeforce/WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)は、「試合を終えて凄く幸せな気持ちでいっぱいです、毎回日本のスター選手たちと戦わせててもらえているし、特に昨日はチェスの駆け引きのような試合が出来て満足しています」と語った。
ペットパノムルンは原口に2勝、山田に1勝とvs.日本人負けなし。コリンズも不可思、海人、中野椋太、直樹、今回の笠原と5連勝しており、この2人の対決も期待されるところだ。
そのことを聞くと、ペットパノムルンは「普段僕とコリンズは友だちで仲がいい。でも戦うとなれば思い切りやる。絶対に面白い試合になると思います」、コリンズも「ペッチも言ってくれたが僕らはいい友だちだ。率直に僕は彼のファンなんだよ。昔から彼の試合を見てきたからね。ただ、戦うとなればこれは戦争になる。全く手加減はしない。そして、その後でまたいい友だちに戻れると思う」と、両者とも試合が組まれれば激しい試合になるだろうと答えた。
また、コリンズは「昨日、武尊選手が会場に来ていたが、一人戦う相手を選べるとしたら武尊選手とやれたら凄く光栄。いいファイトになるかなという自信が自分にはある。彼は昨日初めてRISEに来てくれたと思うが、クロスプロモーションをもっとやっていきたいと思う」と、体重の問題はあるが武尊と一番戦いたいと言い放った。