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武尊「100%次がロッタン戦になるかどうかは分からない」別の復帰戦も検討、夢のイベントと格闘技ワールドカップについても語る

2022/12/13 17:12
 2022年12月13日(火)都内にて、武尊のJOODAN CBDイメージキャラクター就任&コラボ新商品発表会が行われた。  発表会の終了後、囲み取材を受けた武尊はファンからの「ロッタン戦はいつですか?」との質問で「絶対にやりたいと思っているので。いろいろ条件あるし、まだ決まってないですけれど僕はやりたいと思っているので待っていてください」と、ロッタン戦を絶対にやりたいと明言したことについて「流れで言ってしまいました」と苦笑。 「前の試合が終わった1週間後から動いています」と、6月19日の那須川天心戦が終わった後からすでに動いていたと明かし、「フリーになったのでやりやすくなったけれど超えないといけない壁がいろいろあるので、それはストレスというよりか頑張らないといけないなって感じで」と、実現へ動くことにストレスを感じているのではなくやりがいをもって臨んでいるとした。 「試合をやるだけが僕の目標ではなく、どういう形で実現させるかが僕のやりたいことなので、そこの壁はちょっと高いのかなというのがある。僕の試合を実現させるだけだったら自分のためだけになるので、格闘技界が盛り上がるための大会にしたいので、そういう形で実現させたいので動いています」  その大会とは新団体の旗揚げになるのかと聞かれると、「そういうわけではないです」と否定。「まだ出来るかも分からないのであまり明言はしたくないんですけれど、もし僕とロッタン選手が試合できるとなったら世界的にも注目してもらえる試合になると思うので、この前の『THE MATCH』のようなそこにK-1、RISE、シュートボクシングだったり、日本のこれからを引っ張っていくファイターがたくさんいるので、そういう選手を世界にアピールできる大会に出来たらいいなと思っています」とする。  以前、復帰戦を年内に発表できたらと話していたが「復帰戦、次の試合を年内に発表というか話せたらいいなと思っていたが、年内は難しいかもしれない」という。  その復帰戦がロッタン戦になるのかとの問いには「いろいろ可能性とか向こうのスケジュールもあって100%次がロッタン戦になるかどうかは分からない」と、1試合挟む可能性も示唆した。 「夢のイベントは時間もかかるし、何回も出来るものではないので。それを目標に一個その前にやれたらな、という考えもあります。もう少ししたらいい発表が出来ると思うので。日本じゃないかもしれないですね」と、海外も含めてロッタン戦以外の復帰戦があるかもしれないという。  まるで試合前かのようにシェイプされているのでは、と聞かれると「試合はすぐ出来るようにずっと練習しているし、体重のキープはずっとしています」と、いつ試合が決まっても出来る状態にしていると答える。  体重については「60kgでやれたらいいなというのはありますけれど。ロッタン選手はちょっと上なので、最悪そこでもいいかなっていうのはあります」と、ロッタンと出来るなら体重は合わせるとした。  現役は「あと数年」とする武尊は「ワールドカップがあったじゃないですか。世界中があれだけ盛り上がるじゃないですか。あれって競技が統一されているからこそ出来る大会で、ルールが世界で統一されていてみんなが同じ条件で戦えるから世界がひとつになって大会が出来る。格闘技をそうするには、キックボクシングだけでもルールがいっぱいあって、ルールがちょっと違うだけでこっちが有利・こっちが不利となってしまう。ルールを統一してみんなが出来るような大会が、今すぐには無理だけれど10年後、20年後とかにルールを整備していって出来たら面白いなっていうのがあるので。そういうことも考えています」と、格闘技のワールドカップを実現できるような状態にしていきたいとの夢も語った。  また、アントニオ猪木さんに憧れていたという話から、異種格闘技戦にもチャレンジしたい気持ちはあるのかと聞かれると「やりたいですね。そういう大会が開けたらいいなと思います」と、異種格闘技戦にも興味があると話した。
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