2022年12月3日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1女子フライ級3分3R延長1RでKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦する、金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と初参戦のオロール・ドス・サントス(フランス/KERN’S GYM)のインタビューが主催者を通じて届いた。
サントスはEnfusion世界女子ストロー級(52kg)王座、IFSA世界女子フライ級王座、WAKO世界女子ミニフライ級王座、IFMA欧州女子フライ級王座の四冠を保持したことがある選手で、戦績は35戦(6KO)9敗。ムエタイ・キックの両ルールで戦い、ヨーロッパの様々な大会で活躍。GLORYにも参戦経験があり、GLORY女子バンタム級(55kg)王者ティファニー・ヴァン・スーストとベルトを争ったサラ・モサダックと拳を交えている31歳。
どんな展開になるにせよ、勝つのは私
(写真)本人のInstagramにアップされた凄まじい筋肉の上半身――K-1からオファーが来たときの心境を教えてください。
「とても驚いて、とてもうれしかった。K-1は世界一の立ち技格闘技団体だと思っているから、その舞台に呼ばれたことが信じられなかった。今まで格闘技をやってきたのは、この日のためだったと思う」
――オロール選手の格闘技歴を教えてください。
「格闘技を始めたのは20代になってからで、K-1・キックボクシング・ムエタイを始めた。2019年にプロデビューして、その年にEnfusionのタイトルを獲って、WAKOの世界タイトル、IFMAの欧州タイトル、今年に入ってIFSAの世界タイトルを獲得している」
――対戦相手のKANA選手にはどんな印象を持っていますか?
「世界でもトップレベルの選手で、彼女のファイトスタイルがとても好きで、私自身、KANAの試合を見るのが好き。とてもいい印象を持っている」
(写真)迎え撃つはK-1の女王KANA――KANA選手はKOが多い選手ですが、KANA選手の攻撃力をどう思いますか?
「彼女は本当にレベルが高いからKO勝ちが多いことも納得できる。ただ彼女はすべてのファイターと戦ったわけじゃない。私と戦ったらどうなるかお見せしましょう」
――ちなみにオロール選手は今までダウン・KO負けしたことはありますか?
「今まで一度もありません。私をKOすることは難しいと思う」
――オロール選手は長身の選手ですが、それは試合にどう影響しますか?
「それを活かすかどうかはファイター次第だと思う。この試合ではリーチ差を活かして戦いたい」
――どのようなフィニッシュをイメージしていますか?
「とてもハードな試合になると思っている。お互いアグレッシブな選手だから、激しい攻撃の応酬になると思う。どんな展開になるにせよ、勝つのは私だと思っている」
――4本のベルトを巻いた選手としてK-1のベルトは意識していますか?
「もちろん。K-1に出る機会をもらったということで、これからK-1のベルトを狙っていきたい」