得意の右ストレートをミットに叩き込むバレラ。常連外国人選手となってきた
2019年6月30日（日）東京・両国国技館『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ～K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント～』。
第11試合のフェザー級スーパーファイト3分3R・延長1Rで第3代K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者・西京春馬（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）と対戦する、K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント第3位ホルヘ・バレラ（スペイン）が28日（金）都内にて公開練習を行った。
回転の速いパンチとローキックのコンビネーションを武器とし、2018年6月の「第2代K-1フェザー級王座決定トーナメント」では一回戦で小澤海斗を得意のパンチでマットに沈め、準決勝でも村越優汰から右ストレートでダウンを奪い、鮮烈なK-1デビューを果たした。2019年3月の『K'FESTA.2』では芦澤竜誠から得意のパンチで3度のダウンを奪いKO勝利。今回が3度目の来日となる。
公開練習のミット打ちでは伸びのある右ストレートに加えて、ハイキックとヒザ蹴りをテンポよく繰り出し、「いつでも試合ができるように準備は出来ているし、日本へ来る前に仕上がっている」と、コンディションは上々だと話したバレラ。
対戦する西京については「頭のいい選手。予測のつかない動きもするし、若いし元気もある」と評し、「俺は相手ごとに戦い方を変えて準備をしてくる。今回ももちろん西京の対策を練って準備をしてきた。今までとも変わって強くなっているし、変わった自分を見せることができるので間違いなく皆さんを楽しませるよ。間違いなく1RでKOする自信がある」と豪語する。
今回も勝利すればタイトル挑戦へ大きく前進することになる。チームメイトで今回スーパー・バンタム級トーナメントに出場するアレックス・リーバスと共に「ダブルタイトルマッチができれば光栄だね。ぜひやりたい」と、K-1制圧を目論む。
「俺たちのチームが凄く力を入れていて、スペインを引っ張るつもりでやっている。日本でどんどん戦う姿を見せたい。俺たちは勝つということにしっかりした気持ちを持って練習しているし、勝っていくという気持ちも統制が取れている。そのためにキツい練習もしている」と、スペインを背負う気持ちで戦っていることが強さの理由だとした。
そして最後にはリーバスと共に「俺たちのチームは何度も日本に来て戦って皆さんを楽しませていくつもりだ。そのための準備、トレーニングを毎回積んでくる。俺は西京を必ずKOで倒す、アレックスは武居を倒す」と言い放った。
