2022年10月22日(日本時間23日)、アラブ首長国連邦アブダビで開催される『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』で、MMA14勝4敗のマゴメド・ムスタファエフ(ロシア)とライト級(5分3R)で対戦する西川大和(西川道場・MMA21勝3敗6分)が、UFCジャパンを通じて、オクタゴン初戦に挑むコメントを発表した。
19歳、時間をかけてUFCにステップアップするプランも描いていたが、アブダビ大会でムスタファエフが当初、対戦予定だった豪州のジェイミー・ムラーキーが負傷欠場。西川が望む「新型コロナウイルスのワクチン接種が必要のない国」=アブダビでのライト級での試合に欠員が出たことで、今回の契約締結となった。
これで現在、UFCと契約している日本人選手は、佐藤天、魅津希、村田夏南子、平良達郎、木下憂朔、そして西川大和で6人目となる。
UFCデビュー戦が決定したことについて、西川は「特別な感情はなく、やるべきことをやる」「まだ成長段階ですので、大きな目で見守っていただきたく」と逸る気持ちは無いことを語りながらも、北海道を拠点に世界の扉を開いたことについては、「誇りに思っている」といい、最終的な目標として、「これだけは約束します。UFCで、チャンピオンになることを」と結んでいる。
西川大和「1試合、1試合、やるべきことをやる」
「このたび、UFCと契約させていただき、ありがとうございます。ここまでプロでデビユーして5年間、何不自由なく人生を歩むことができ、支えてくださった皆さまには心より感謝申し上げます。特にUFCと契約したことについては特別な感情はなく、やるべきことをやり、1試合、1試合、臨めれば、と思っております。
自分に対して、いろいろな意見がたくさんあるとは思いますが、自分もまだ成長段階ですので、大きな目で見守っていただきたく、出身地の北海道という、運動、勉強、仕事など、なかなか上位に行けない場所から海外のメジャー団体と契約できたことを誇りに思っております。これを機に、さまざまな分野で新たな成功者が誕生することを待ち望んでおります。
これだけは約束します。UFCで、チャンピオンになることを……。押忍 西川大和」