「僕はイギリスではK-1ルールでナンバーワン」と豪語するスウィントン(C)K-1
2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の第17試合にて、スーパーファイトの-56kg契約3分3R延長1Rで金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦するジョーダン・スウィントン(イギリス/Look Boral)が来日、公開練習を行った。
所属ジムがムエタイをバックグラウンドにしていることもあり、ヨーロッパではムエタイルールの試合をこなしてきたスウィントン。しかしムエタイでもパンチを主体とした好戦的なファイトスタイルで「僕はイギリスではK-1ルールでナンバーワン。調整は全く問題ないよ」と絶対的な自信を見せる。
「体調も準備も万全だよ」という言葉通り、公開練習ではワンツーから重いロー、鋭いミドルと多彩なコンビネーションを披露。「いつでも試合が出来る状態。早く試合がしたいよ」と決戦の日を心待ちにしているようだ。
スウィントン自身はK-1初参戦だが、K-1のリングとの接触は初めてではない。幼い頃に憧れの目で見ていたリングであり、また同門であるモー・アブドゥラマンが2018年11月に参戦(左右田泰臣にKO負け)。紆余曲折を経ての参戦に「この舞台に自分が立てるのが本当にうれしい」と喜びの表情を見せた。
一方で初参戦の対戦相手はK-1スーパー・バンタム級王者である金子晃大。「とても強いチャンピオンだね」と、王者の実力を高く評価するが、自身もイギリス国内タイトルを持つ欧州屈指の実力者。「皆さんに楽しんでもらえるようなパフォーマンスを見せるよ。僕の全てを楽しんで欲しい」と、金子との一戦は自身の魅力を披露する絶好の舞台であると捉えているようだ。
スウィントンは「この試合に勝てたら今後も日本に戻ってくることを期待している」と、K-1への定期参戦も視野に入れるという。日本のファンに受け入れられるか否か。スウィントンは「試合後もずっと『あの試合は良かったね』と語り継がれるような試合を見せたい」と、金子との一戦でK-1ファンにこれ以上ないインパクトを残す構えだ。