朝倉を突き飛ばして一躍有名になったメイウェザーのボディガード=ジジー・マック(中央)(C)AbemaTV, Inc./RIZIN FF
2022年9月25日(日)さいたまスーパーアリーナ『超 RIZIN』と『RIZIN.38』の対戦カード記者会見が、8月31日にハワイにて行われた。
朝倉未来(トライフォース赤坂)とフロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)の会見で、両者がフェイスオフで向かい合った際に朝倉を2度も突き飛ばしたメイウェザーのボディーガードが、なんとABEMA 格闘CHの公式YouTubeチャンネルにてインタビューに答えている。
ボディガードの男はレイ・サデギヴィンチといい、別名ジジー・マックと呼ばれている。メイウェザーのボディガードを14年務めるという。本人は2004年にヨーロッパに住んでいた時にMMAで戦っていたと主張するが、記録は残っていないという。また、メイウェザーのジムでアマチュアボクサーとボクシングで戦い、すぐにダウンをとられる映像をYouTubeで見ることが出来る。
ジジーはABEMAのインタビューに、朝倉を突き飛ばした理由を次のように語った。
(写真)ジジー・マックが朝倉を突き飛ばす瞬間
「俺はフロイドのボディガードをずっとやっている。フロイドのことはよく分かっているし、彼はあらゆることにおいて敬意を持って行動する男だ。俺は朝倉に“誰を相手にするのか?”分からせておく必要があった。アイツは一戦を超えてフロイドに近付きすぎた。無礼な行為だ。朝倉に思い知らせる必要があった。日本のファイターは弱く、礼儀知らずだ。だから思い知らせてやったまでさ」
そこまで日本のファイターを悪く言うからには他の日本のファイターを知っているのか。ジジーは「日本にはあるファイターがいて…いやピエロと呼ぶべきかな。フロイドの面を被り、リングに上がるふざけたヤツがいると聞いた。本当なら許せない」という。
(写真)2020年8月のRIZINでメイウェザーのお面を持ってリングに上がり、那須川天心戦をアピールした皇治
これは、RIZINのリングで那須川天心戦が決まる前に、メイウェザーのお面を持って現れた皇治(TEAM ONE)のことのようだ。
しかもジジーは「そいつも大会に出る気があるなら、俺も出てどちらが強いかやってみたいね」と、なんと皇治との対戦をアピール。いまだ全対戦カードが出ていない『超RIZIN』。皇治も参戦を表明しており、この意外過ぎるカードが実現するのか。