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【GLORY】RISE&GLORYの世界二冠王ペットパノムルンが5度目の防衛戦、挑戦者は15勝12KOのダイナマイトハンドを持つ強打者

2022/09/03 15:09
 2022年10月8日(土・現地時間)オランダ・アーネムのGelredomeで開催される『GLORY COLLISION 4:HARI vs.OVEREEM THE FINAL ROUND』にて、GLORY世界フェザー級王者でRISE世界スーパーライト級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)がGLORY王座の防衛戦を行うことが発表された。 (写真)ペットパノムルン(左)に挑戦するのはビダレス(C)GLORY ペットパノムルンはサウスポーで170勝38敗4分の戦績を誇り、2011年にプロムエタイ協会バンタム級王者、2013年にスーパーフェザー級王者となって2階級制覇。2015年にはトーナメント戦の『トヨタ・ムエマラソン』-64kg級で優勝、2016年にWMC世界ライト級王者となった。セクサン、サムエー、ペットモラコット、チャムアックトーンらスター選手としのぎを削って勝利を収め、2016年8月からはGLORYに参戦。ザカリア・ゾウガリーやアブデラ・エズビリらから勝利を収めると、2018年9月に ロビン・ファン・ロスマレンに挑戦し、判定勝ちでGLORY世界フェザー級王座を奪取した。同王座は4度の防衛に成功している。また、2018年にはGLORYの“ノックアウト・オブ・ザ・イヤー”に輝いた。  2021年11月にRISEに初来日を果たし、原口と対戦して判定3-0(30-29、30-28×2)で勝利すると、今年8月に再来日を果たし、原口との再戦を延長Rで制してRISE世界スーパーライト級(-65kg)初代王者となった。GLORY出場は2020年2月以来となる。  5度目の防衛戦の相手はアブラハム・ビダレス(メキシコ)。GLORYでは5戦して4勝(3KO)を収めている。戦績は15勝(12KO)1敗で“ダイナマイトハンド”の異名を持つ強打者。ペットパノムルンは二冠王の座を守れるか。 (写真)オズカグライヤン(左)vs.アルメイダ(C)GLORY ミドル級では、トップランカーのセルカン・オズカグライヤン(トルコ/オランダ)が4位のシーザー・アルメイダ(ブラジル)と対戦する。オズカグライヤンはGLORYのリングでこれまで2勝0敗、いずれもトップ5の相手との対戦で勝利している。2019年12月にミドル級王者ドノバン・ウィッセに僅差の判定で敗れ、再戦を目指すアルメイダを相手に、その勢いを持続させたいところだ。 (写真)リガース(左)vs.オサロ(C)GLORY さらに、ヘビー級の新星レヴィ・リガース(オランダ)は、重鎮タリク・オサロ(ナイジェリア)と対戦する。「キックボクシング界のプリンス」と称されるリガースは、昨年5月のGLORYデビュー戦でKO勝利を収めたオサロに対し、ヘビー級ランキングトップ5を守るために戦う。  今大会のメインイベントには、キックボクシングのレジェンドであるバダ・ハリとアリスター・オーフレイムが3度目の決着戦。また、4つの階級でタイトルマッチが争われる、日本ではU-NEXTにてライブ配信される。
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