約3年ぶりに来日を果たしたコリンズは海人にも勝っている強豪、迎え撃つはRISE王者の中野
2022年8月21日（日）エディオンアリーナ大阪『RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』の前日計量＆記者会見が、20日（土）大阪で13：00より行われた。
第15試合のスーパーライト級（-65kg）3分3R延長1Rで対戦する、第3代RISEウェルター級王者・中野椋太（誠至会）は64.95kg、チャド・コリンズ（オーストラリア/Strikeforce）は64.65kgでそれぞれ計量をパス。
日本で不可思と海人に勝利し、タイでも一流選手たちと渡り合う世界的強豪のコリンズは、約3年ぶりの来日に「明日は久しぶりに日本で試合が出来ることを楽しみにしている。私の気持ちを100％懸けて戦う。“サメ”（コリンズのニックネーム）がまた日本に来たぞ。サメは血の匂いがしているので攻撃することをもう待てない。明日のKOを期待していて欲しい」と、中野にサメのごとく襲い掛かると意気込んだ。
迎え撃つ中野も「押忍カップ。自分もワクワクしています。地元大阪で思い切り（世界へ向けて）狼煙を上げるので注目しておいてください」と、世界進出の足がかりにしたいとコメント。
計量で初めて顔を合わせた印象を聞かれると、中野は「いい目をしていました。明日は思い切りやります。それだけです」と言い、コリンズは「目のことを褒めてありがとう(笑)。中野のビデオは見た。とても素晴らしい左フックを持っていて凄いと思う。それにオシャレで今日の洋服もカッコいい。いい男ですね。心もとてもいいし、試合もハードな試合をする」と中野を褒め称えたが、「だけど僕と試合をするのにヒジ打ち無しでよかったね。キックルールで良かったね」と、本来のムエタイルールでなくて命拾いしたなと言わんばかりに笑った。
そのムエタイルールではなくRISEルールであることはどうなのかと聞かれたコリンズだが、「私はプロなので、ボクシングだろうとムエタイであろうと、キックボクシングだろうとシュートボクシングであろうとルールは何の問題もない。私は何でも出来る。どんなルールでも強く・勝てる、どんなルールでも戦えることを明日証明しよう」と自信満々に言い放った。
