ヒール役に徹したか、所戦に向け強気の姿勢を崩さなかった神龍(C)RIZIN FF
2022年7月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.37』第13試合のフライ級(57kg)戦で、所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)と対戦する神龍誠(神龍ワールドジム)が29日、個別インタビューに応じた。
22歳と44歳の対決。所が2013年10月の「VTJ」以来の126ポンドのフライ級戦で話題となっているが、神龍は「ベテランの人で、僕と倍くらい歳が違うので、よくやっているなという感じ。(体重を)オーバーしないでくれよ、と」と意に介さず。
2年ぶりのRIZIN参戦を「10年前に所選手に勝った選手(ウィル・カンプノーザ)がUFCに行ったんですよね。同じ再現になるんじゃないですかね」とUFCに行くためのステップボードにしたいという。
UFCへのアピールのために、「僕がめちゃめちゃ面白い試合をしてフィニッシュするはず」という必殺技「マコトルネード」も用意。「立ち技と寝技の中間のなかで回転する。僕の身体能力ならではの動き」で、所の感傷を断ち切るつもりだ。
現DEEPフライ級統一王者として、「こで僕が負けたらヤバくないですか? 仮に相手が勝ったら未来が無いでしょう、僕がブッ倒して終わらせれば(所も)諦めがつくんじゃないですか」と、最後まで強気の姿勢を崩さなかった神龍。ベテランの夢を打ち砕き、自身の夢を掴むことが出来るか。