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【3150FIGHT】「自信ある」との皇治に亀田興毅「ヒロキングにも今の段階で行くと厳しいんじゃないか」、ヒロキングは「バチバチに倒しに行きたい」

2022/07/22 16:07
【3150FIGHT】「自信ある」との皇治に亀田興毅「ヒロキングにも今の段階で行くと厳しいんじゃないか」、ヒロキングは「バチバチに倒しに行きたい」

皇治(右)をガン睨みするヒロキング

 2022年8月14日(日)エディオンアリーナ大阪『3150FIGHT vol.3』の記者会見が、7月22日(金)都内にて行われた。今回の記者会見は、JBC管轄外でABEMAの企画マッチとして行われる『ABEMAスペシャルマッチ』by「3150FIGHT」皇治参戦決定記者会見。


 皇治(TEAM ONE)の試合はあくまでもABEMAのテレビの企画イベントという形で行われる。ラウンド数などのルールは後日発表となるが、パンチのみのボクシングルールで行われることが濃厚。


 大会ファウンダーの亀田興毅は「なめられたくないのでボクシングで皇治をKOできるボクサーを集めてきました」と、3人の対戦相手候補を用意。その3人とは、ABEMAの『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円』に出場した藤崎美樹、元OPBF東洋太平洋ウェルター&スーパーウェルター級王者の渡部あきのり、『亀田史郎の3150ファイトクラブ』出身のヒロキング(福重浩輝)。さらに、会見で皇治からの執拗な対戦要求に応えた内山高志が加わって抽選が行われた。


 皇治がボックスから引き当てたのは、2勝2KOのヒロキング。1993年1月29日、大阪府出身。KWORLD3ボクシングジム所属。YouTubeの企画番組『亀田史郎の3150ファイトクラブ』1期生としてボクシングを本格的にスタートし、プロテストに合格。2021年12月16日の『3150FIGHT vol.1』でプロデビューし、2度のダウンを奪われるも右フックで逆転KO勝ち。2戦目も『3150FIGHT vol.2』で1Rわずか46秒でKO勝ちしている。


 ヒロキングは抽選前に「僕は3150ファイトクラブからプロになってチャンスを掴ませてもらってやっています。日本格闘技界を盛り上げている皇治選手と出来るかもしれないと呼んでもらえて光栄です。やるとなったら負ける気がしない。キックボクシングとボクシングは違うことを見せつけて、ボクシングの厳しさとボクシングが格闘技界でどれだけ最高峰なのかを僕が見せつけたい」とアピール。


 これに皇治はヒロキングを「おでん屋のはんぺん見たいな顏」とし、「おもろないでしょう。もっとバチバチ来てくれんとね。せやけどこれがボクシングですよ。エンターテインメントが分かってない。やり直し」とダメ出し。

「俺が逆の立場なら、ボクサーが立ち技ルールに来たとしたらなめるなよとバチバチに行きますよ。この感じやったら帰ろかな。おもろないですよ。それだったら兄貴(内山のこと)とやりますよ。皇治さんとやれるならって言うのならやる意味ないですよ」と挑発を続ける皇治に、ヒロキングは「ボクシングの試合をしたことがない人が何をガタガタ言うてるのかなと」と、皇治に初心者マークを投げつける。


 これに皇治は微動だにせず「車に貼りますよ。何台もあるので」と返すが、初心者マークがぐしゃぐしゃになっているのを指摘。それにヒロキングは「ぐちゃぐちゃに潰してやるってことです」と答えた。

 抽選でヒロキングとの対戦が決定すると、皇治は「最悪ですよね。兄貴とか横のテキ屋のおっちゃん(渡部=会見で「俺壊すよ。マジで。勘違いすんなよ」と皇治に憤りを見せていた)やったらオーッとなったけど、はんぺんくんはキャラ作りがまだまだですね」と不満そう。


 ヒロキングは「こうやって決まってぶっちゃけ嬉しいです。でもここまで言われたら黙っていられないので、バチバチに倒しに行きたいと思います。4回戦ボーイの僕にやられてたら口ばっかりの世界王者。試合でボコボコにしてやる。4回戦ボーイに押されるような試合していたら皇治選手は格闘技界で消える」と宣戦布告した。

 ルールについて皇治は「バッティングありがいい」とジョークを飛ばすも「相手の子に合わせます。もちろんボクシングでしょう。それでABEMAは賞金出せ。おもろいことやりたいです。このはんぺんじゃ役不足なので」とボクシングルールでいいとし、ABEMAに賞金を要求。


 ボクシングルールでどこまで出来ると思うかと聞かれると「自信はある。日本王者とかとスパーリングをやらせてもらっているし、元々はボクシングをやりたかった。モハメド・アリが好きなんです。だから楽しみです。俺はボクシングに向いているのとちゃうんかな」と自信満々に答える。

 亀田興毅ファウンダーは皇治のボクシング転向について「可能性はゼロではない。条件次第じゃないですか。お金ですよね(笑)」とし、「那須川天心くんも武居由樹くんもボクシングに転向してきているので、(皇治に)どれだけのボクシングの実力があるのか見えてくるんじゃないかと思っています」と、今回の試合が試金石になるとした。


 また、現時点での皇治のボクシングでの実力については「そこの判断は難しい。スパーリングだと日本ランカーともスパーしていると言いますが、リングに上がってどうなるか。自分はボクシングがキング・オブ・スポーツだと思っているので、ボクサーになるにはプロテストを受けないといけない。皇治はボクシングの実績で目に見えたものがないので4回戦から。ヒロキングにも今の段階で行くと厳しいんじゃないかなと思っている。レベル的に。その中でどんなになるか楽しみ。世界レベルになるとハイレベルな駆け引きあるが、言ってもまだ4回戦。皇治も4回戦だと思っているので激しいバチバチの打ち合いになるんじゃないですかね」と、4回戦でも厳しいのではないかとの評価だ。


 ヒロキングは「行ける時に倒しに行きます。倒します。試合で分からせます。僕と試合をしてどうなるか分かるので、おもろい試合します。自信はめちゃくちゃあります。倒せると思っている」とKO宣言。さらに「モテてしゃーないとか言っていますが、ええトシこいて何を言ってるんかと。バチバチ見せつけて言えないようにしてやります」と言い放つ。

 それに対して皇治は「モテてしゃーないので、早く言われんようにして欲しいですね。モテてしゃーない由縁をリングの上で見せる。これは挑戦なので気合い入っています。このクソガキをしっかり倒して、ボクシングの偉大な先輩に喧嘩を売れるようになったらと思っています」と、モテる理由を見せてやると返答した。

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