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【K-1】3連敗中の江川優生が復活を懸けてチャーチャイと対戦「自分の存在価値を示して勝利したい」(江川)

2022/06/29 20:06
 2022年8月11日(木・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の記者会見が6月29日(水)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。  スーパーファイトのK-1スーパー・フェザー級3分3R延長1Rで、江川優生(POWER OF DREAM)とマキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI)が対戦。  江川は2013年10月に高校生でプロデビュー。高いボクシングスキルを武器に連勝を重ね、2019年1月にKrushフェザー級王座を奪取。6月には初防衛を果たし、11月の第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは3試合連続初回KOで王座に就いた。「K-1 AWARDS 2019」ではMVPにも輝いている。怪我のため12月の武尊とのエキシビションマッチ以来試合から遠ざかり、2020年9月のK-1で椿原龍矢とノンタイトルマッチで復帰戦を行ったが、まさかの判定負け。2021年3月、王座を懸けての再戦でも延長R判定で敗れて王座を失った。今年4月にはスーパー・フェザー級に階級を上げたが大岩龍矢に敗れ3連敗。戦績は14勝(14KO)5敗1分。  チャーチャイは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級3位で、戦績は138勝(32KO)43敗15分(日本での戦績は4勝1敗1分)のサウスポー。2020年12月の『ホーストカップ』で大石駿介と引き分け、7月の再戦では3R43秒、ヒジ打ちによるTKOで大石を破り、ISKAムエタイ世界スーパーライト級王座を奪取した。10月10日の『スックワンキントーン』では鈴木真治に判定2-1で勝利し、WMOインターナショナル・スーパーライト級王座も獲得している。K-1には昨年12月の大阪大会に初参戦、レオナ・ペタスを相手に判定負け。  スーパー・ライト級は先日の記者会見で武尊が王座を返上しており、中村拓己K-1プロデューサーは「武尊選手が返上して空位になっていて、ベルトに向けた戦いが繰り広げられていくことがテーマになっていく」とした。  会見に出席した江川は「2回連続タフな選手ということで。そういう選手とばっかりになっていくと思うので、倒して60kgで上に上がって行けるように頑張ります」、チャーチャイは「もう一度K-1参戦の機会をもらえて嬉しいです。面白い試合をしたいと思います。前回同様に緊張しています」とそれぞれ挨拶。  互いの印象を聞かれると、江川は「第一印象から打たれ強そうな顔をしている。自分の顔面がクリーンヒットした時にどれくらい歪んでくれるのか、それで試合の展開が変わると思います」と、どれだけタフなのかが気になる様子。チャーチャイは「自分もビデオで研究しましたが、パンチが強くて強い選手だと感じています。強そうな感じはしましたが今回はぜひ自分が勝ちたいと思う」とすでに研究済みだとする。  武尊が王座を返上したことについて江川は「まだ自分はその器ではないと思っているので、その地位まで来たら責任を持ってK-1を背負える存在になれたらと思います」と、今はまだ王座云々については言えないとした。  どんな勝ち方をしたいか。江川は「(階級を上げての)1戦目が不甲斐ない結果になってしまったので、自分の存在価値を示して勝利したいです」とインパクトを残したいとし、チャーチャイは「60kgで王者に挑戦する権利を得るために、今回は自分のスタイルを崩さずいい勝ち方をしたい。前回はK-1初参戦で実際にはルールを理解できていなかったんですが、今回はルールに合わせていい練習が出来ているので前回よりはいい試合をして、その中で自分のスタイルを見せて必ず勝ちたいと思っています」と意気込んだ。  また、江川は現在3連敗を喫していることに「それを考えていないわけではないですが、今は前を向いています」と過去は振り返らないとし、「練習をしていて手応えがあるので、いい試合を見せられると思います」と復活に手応えを感じていると語った。
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