フェイスオフで火花を散らせた稲井（左）と中野
2022年5月29日(日)東京・後楽園ホール『RISE 158』の前日計量＆記者会見が、28日（土）都内にて14：00より行われた。
メインイベント（第10試合）の第3代ウェルター級（-67.5kg）王座決定戦3分5R無制限延長Rで対戦する、同級1位・中野椋太（誠至会）は67.4kg、同級3位・稲井良弥（TARGET）は67.35kgでそれぞれ計量をパス。
続いてタイトルマッチ調印式を終え、会見に臨んだ稲井は「明日は僕が王者になります」とキッパリ、中野は「明日は俺の生き様を後楽園ホールのリングで見せようと思います」と意気込んだ。
計量に遅れて到着し、会見途中に計量した中野。その遅刻の理由を聞かれると「時間を守るのはあまり得意ではないが、チャンピオンベルトを巻くのは得意なので楽しみにしていてください」とジョークを交えて答える。
その余裕ある中野の態度に稲井は「試合が出来るので別にどうでもいいですが、明日勝つのは僕です」と気にしないとした。
さらに計量で向かい合った印象を聞かれると、稲井は「チャラチャラしてるヤツだなって感じですね」と吐き捨てるように言い、中野は「稲井選手の印象はないです。“いない”から」とまたもジョークで返す。
自分の戦いぶりについては「自分らしく攻撃的な試合をします」と稲井が攻撃重視で行くとすれば、中野は「明日は自分の生き様を見せる。やってきたことが規格外なのでそいつを見せたろうと思っています」と自分は規格外だと言い放った。
また、王者になったらどんな王者になっていきたいかを聞かれると稲井は「まずは明日タイトルマッチでメインなので、しっかり倒して王者になります」とまずは王者になってからとし、中野は「明日は唯一無二の王者になって、自分にしか出来ないことをやっていこうと思っています。それを成し遂げます」と堂々と答えた。
最後に稲井は「明日は僕のベルトを巻いた姿を見てください」と自分が王者になると信じて疑わないコメント。中野は「明日は最高の日にして、王者になって最高の仲間とパーティーしたいと思います」とこちらも自身の勝利を信じて疑わないようだった。
