2022年7月3日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『Shimizu presents BOM 36』の第一弾対戦カードが発表された。
タイ国プロムエタイ協会フライ級タイトルマッチとして、名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)vs.ペットニポン・サックチョロボー(タイ)が決定。
当初、このカードは4月24日に大分・別府ビーコンプラザにて開催された『BOM WAVE08』で行うことが決定していたが、ペットニポンは空港検疫で新型コロナウイルスの陽性者と判明したため、中止となっていた。
これを受けて急遽、名高はSB日本バンタム級ランカーの内藤啓人と55.0kg契約で対戦。階級が上の実力者を相手に圧勝して見せ、2RでKO勝ち。その後、5月15日に開催されたムエロークでは、エイワスポーツでトレーナー兼選手として来日した元ルンピニースタジアム認定ライト級王者パコーンとエキシビションに臨み、“ムエタイレジェンド”を相手に好調ぶりをアピールしている。
(写真)日本人として初めてルンピニーのベルトを巻いた名高 今回、名高が挑むタイ国プロムエタイ協会のタイトルはラジャダムナンスタジアム、ルンピニースタジアムのタイ二大殿堂スタジアムと並ぶ権威の高いタイトルで、タイでの名高の実績が認められ今回のタイトルマッチへの挑戦者として抜擢された。
その名高が今回対戦する現王者のペットニポンは75戦60勝13敗2分の戦績を持ち、蹴り、パンチで容赦なく仕留めにかかるムエマッド(ファイタータイプ)だという。身長は167cmで、名高とほぼ同じ身長とのこと。
これまでラジャダムナン、ルンピニー、プロムエタイ協会の三大タイトルを獲得した選手はタイ人でも存在しておらず、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者となる偉業を達成した名高が今度は世界初の偉業に挑む。