2022年4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催中の『湘南美容クリニック presents RIZIN.35』にて、榊原信行RIZIN CEOが次回大会を発表した。
5月5日(祝・木)某所にて『+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3』の開催が決定。LANDMARKは会場非公開、会場での観戦は少数で配信での観戦がメインとなる大会だ。
対戦カードも発表となり、リング上には3名の選手が登場。クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)vs萩原京平(SMOKER GYM)、三浦孝太(BRAVE)vsフェリペ“キングハンター”マソーニ(ブラジル/ASTRA FIGHT TEAM)の2試合が決定した。
榊原CEOは「クレベル選手は今日の牛久vs斎藤の勝った方とタイトルマッチをする最右翼。今日の勝者と9月あたりにタイトルマッチだと思いますので、そこへ向けて1試合挟みたいと、その前に1試合やりたいとのことであります。相手は誰でもいいということなので考えました。京平が向き合います。試練だと思いますが、試練かチャンスかは本人次第。クレベル選手との対戦は大抵は断ると思いますが、でも京平は待っていましたと、そんな感じでした。クレベルvs京平決定です」と、クレベルにとってタイトルマッチ前哨戦、萩原にとってはビッグチャンス到来となった。
萩原は「前回負けちゃったんですけれどビッグチャンスが来るのはやっぱり俺、持っているなと。この試合に全てを懸けて全力でぶっ飛ばしに行こうと思います。5月5日、革命を起こします」と、自分を“持っている男”だとし、大番狂わせを起こすと宣言。
クレベルは「5月は萩原と戦う。応援してください。いい試合が出来ると思います。、(萩原の方を見て)もう1回、大阪で戦うチャンス、もう1回ね。よろしくお願いします」と、もう一度チャンスをあげるというニュアンスで萩原に語りかけた。 3月20日に丸善インテックアリーナ大阪で開催された『RIZIN.34」にて、萩原が弥益ドミネーター聡志(team SOS)と対戦した際にはクレベルが「萩原はボコボコにしたい」と発言。萩原は「正直、そう言ってくれるのは嬉しいし全然やりたいです。今回のドミネーター戦に全集中していますが、それが終わったら全然やりたい。ここで勝って次、クレベル選手を僕がボコボコにします」と、弥益戦をクリアーしたら次はクレベルと戦いたいと話していた。
そして「年末にド派手な試合を見せてくれた(三浦)孝太の試合はいつなんだって声が多かったですが、試合します。相手は大晦日にブラジルの選手を用意していました。その選手にチャンスをあげてほしいとのことです」と、当初大晦日のデビュー戦で戦う予定だったフェリペ“キングハンター”マソーニ(ブラジル/ASTRA FIGHT TEAM)との対戦が決定。
三浦は「大晦日に続きRIZINの舞台で試合をさせていただくことに感謝しています。前回反響があっていろいろな人が自分のことを応援してくれるようになったので、そういう人たちから応援してよかったと言ってもらえる試合をするので応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
マソーニはサッカー選手を目指していたが治安の悪いブラジルで喧嘩に明け暮れるようになる。格闘技を習い2012年6月にプロデビューを果たすと3連勝。その後、WFC、Machine Fight、X-Fest MMAなどローカルプロモーションで活躍し、現在までプロ戦績は9勝4敗。憧れのファイターは元UFC王者アンデウソン・シウバで自身も打撃に自信を持ち、9勝の内4つが一本勝ちと寝ても立っても良しのトータルファイター。“キングハンター”のニックネームの由来は「これまで路上で数々のキングを沈めてきた」とのこと。
RIZINを通じて「まさに夢が叶った気分です。日本で、そしてRIZINで戦えることを本当に嬉しく思います。日本の格闘技ファンの前で思う存分暴れて、俺がサッカーボールキックで葬るので楽しみにしていてください!」とのコメントを寄せている。