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【NO KICK NO LIFE】注目の好カード加藤有吾vs大﨑孔稀が決定、藤原あらしvs麗也JSK、薩摩3373vs平松弥の新旧対決、T-98の初参戦も決定

2022/04/12 22:04
【NO KICK NO LIFE】注目の好カード加藤有吾vs大﨑孔稀が決定、藤原あらしvs麗也JSK、薩摩3373vs平松弥の新旧対決、T-98の初参戦も決定

スラッガーの加藤(左)と攻撃力が高い大崎の対戦が決定(C)NO KICK NO LIFE

 2022年5月28日(土)東京・豊洲PIT『NO KICK NO LIFE』の追加対戦カードが発表された。

 55.5kg契約3分5Rで注目の好カードが決定。WMC JAPANスーパーバンタム級王者・加藤有吾(RIKIX)とBOMバンタム級王者・大﨑孔稀(OISHI GYM)が激突する。

 加藤はジュニア時代から元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者・石井宏樹の指導を受け、プロデビューすると持ち前の強打で頭角を現し、2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月のINNOVATION岡山ジム主催興行で行われた「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント」で、元山祐希と壱・センチャイジムを破って優勝している。9連勝で一躍注目を集める存在となったが、セミファイナルに抜擢された2021年2月のNKNLでは宮元啓介に判定2-0で惜敗。その後は7月のNKNLでダウンを奪っての判定勝ち、9月のBOMでKO勝ち、1月のNKNLでは宮元啓介の引退試合の相手を務めリベンジを果たした。さらに3月の岡山ジム興行では壱・センチャイジムをKOで返り討ち。戦績は20勝(10KO)4敗。

 大崎は26勝6敗1無効試合の戦績を持ち、26勝の内16勝がKO勝ちという攻撃力の持ち主。パンチ、蹴り、ヒジ、ヒザいずれでもKOできる破壊力を持ち、タイ人と渡り合うテクニックも持っている。特にボディブローは強烈。様々な団体で活躍し、RISEには2019年11月から参戦。初戦で政所仁に敗れるも後は連勝を重ねたが、兄・一貴の欠場で繰り上がり出場となった9月の「RISE DEAD or ALIVE 2021 -53kgトーナメント」にて計量オーバーにより失格負け。今年3月に一気にフェザー級に階級を上げての再起戦は龍翔に判定勝ちした。また、2021年6月のRIZIN東京ドーム大会では、パンチのみの試合で那須川天心とも1Rに拳を交えた。


 バンタム級3分5Rでは、元WPMF世界スーパーバンタム級王者・藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット)と元ISKAインターコンチネンタル・フライ級王者の麗也JSK(治政館)の対戦が決定。

 藤原は全日本学生キックボクシング連盟バンタム級王者になると、大学卒業後の2002年1月に全日本キックでプロデビュー。2004年11月に全日本バンタム級王座を獲得すると、2005年には各団体の王者が集った55kg級最強決定トーナメント『MACH 55』で優勝。2007年10月には当時日本人トップ選手を総なめにして4年間無敗を誇ったワンロップに勝利。2009年9月にWPMF世界スーパーバンタム級王座を獲得、2010年9月にWBCムエタイ日本統一バンタム級王座を獲得。国内バンタム級で最強の座に君臨し、2014年10月と2015年4月にはルンピニースタジアム王座にも挑戦したが王座獲得ならず。左ミドルキックを軸に、右ストレートとヒジ打ち、そしてローキックでKO勝ちも多い。1月のNKNLではHIROYUKIにTKO負けを喫し、戦績を61勝(39KO)22敗11分とした。今回が95戦目となる43歳の大ベテラン。

 麗也は空手とジュニアキックを経て2012年1月に新日本キックでプロデビューし、2015年5月に日本フライ級王座を奪取。そこから8連勝を飾り2017年5月にはISKAインターコンチネンタル王座も獲得するが、2017年11月に瀧谷渉太に敗れた。その後、拳の怪我による2度の手術を経て、2019年9月に復帰戦を行ったがKO負け。引退を発表するも2021年2月のNKNLで復帰し、石井一成をヒジで流血させ追い込んだ。前戦は今年1月にジャパンキックでNJKFスーパーバンタム級王者・日下滉大を左フックでKO。戦績は16勝(6KO)4敗4分。


 そして52kg契約3分3Rでは元MA&REBELSの二冠王・薩摩3373(TARGET)とINNOVATIONフライ級王者・平松弥(岡山ジム)が対戦。

 薩摩は2004年10月デビューのベテランで、様々なリングに上がり歴代の軽量級トップ選手たちと拳を交えてきた。タイトル絡みの試合も多く経験し、2015年2月にMA日本フライ級王座を奪取。さらに2016年8月にはREBELS-MUAYTHAIフライ級王座も奪取して二冠王となった。その後も両タイトルの防衛を重ねたが、スーパーフライ級に転向。地元鹿児島ではキックボクシング大会をプロモーターとして開催している。戦績は20勝(2KO)18敗7分。

 平松は岡山ジム期待の新鋭で、NKNLには2021年7月、今年1月と出場。今年3月の岡山ジム興行でスダ456とのINNOVATIONフライ級(50.8kg)王者認定戦に臨み、TKO勝ちで王座に就いた。戦績は5勝(2KO)2分と無敗。

 また、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者で、これまで合計9本ものベルトを獲得してきた“ムエタイゴリラ”ことT-98(フリー)の初参戦も決定。対戦相手は後日発表となる。

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