菅原美優、K-1初の女子大会『K-1 WORLD GP 2022～RING OF VENUS～』が開催される国立代々木競技場第二体育館の前で（C）菅原美優
2022年6月25日（土）国立代々木競技場第二体育館で開催されるK-1初の女子大会『K-1 WORLD GP 2022～RING OF VENUS～』の対戦カード第一弾が、3月29日(火) の記者会見で発表される。
同大会の開催発表記者会見は3月3日（木）のひな祭りの日に、女性の願い事を叶える「赤城姫命（あかぎひめのみこと）」が祀られている東京大神宮にて行われ、会見に出席した6選手も艶やかな着物姿で登場した。
K-1女子のパイオニアとして、今大会を開催するきっかけにもなったK-1女子フライ級王者KANA（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）は戦いたい相手として、過去にスーパーファイト（ワンマッチ）で敗れている壽美（NEXT LEVEL渋谷）との再戦を希望。当初壽美とは2月のK-1東京体育館大会で対戦予定だったが壽美の怪我で流れており、KANAは「メインイベントで壽美選手にベルトを懸けて挑みたい」と自分が保持する王座を懸けてタイトル戦でのリベンジをしたいと話していた。
しかし、壽美は自身のSNSにて「正直この日リングに立てるか、まだわからない現状です」と3月5日に綴っており、6月25日までに回復が間に合うか。
KANAと同門で、Krush女子アトム級王者の菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）はK-1女子アトム級王座の新設＆王座決定トーナメントを直訴。中村拓己K-1プロデューサーからは「K-1女子大会という新しいことを始める上でベルトを新設するというのは、皆さんに新しいものを届ける・一緒にK-1の女子を創っていううえで前向きなトピックスになる」という前向きな言葉が返ってきており、実現への期待が高まっている。
（C）菅原美優
菅原と1勝1敗の宿命のライバルMIO（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）は「もしそうなるなら菅原選手と最終決着をつけたい」と意欲を燃やし、菅原・MIOを追いかけるように今大会でK-1デビューを果たす松谷綺（ALONZA ABLAZE）も「菅原選手が言っていたトーナメントをやって、MIO選手と菅原選手を倒して自分がベルトを獲りたい」と宣戦布告。K-1 JAPAN GROUPで活性化している女子部門の中でも女子アトム級は特に動いており、菅原の念願が叶うか注目されるところ。
また、各団体が4月から外国人選手を招聘することを次々に発表しており、今大会にもパヤーフォン・アユタヤファイトジム（タイ）、メロニー・ヘウヘス（オランダ）、ヨセフィン・ノットソン（スウェーデン）ら複数回来日経験のある選手や、初来日の外国人選手が参戦する可能性は大きい。それを高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)、☆SAHO☆（闘神塾）らが迎え撃つことになるのか。
第一弾対戦カード発表ということもあり、メインクラスのカードが発表されるだろう。この会見は3月29日(火) 17:00より、K-1公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される。
