【RIZIN】山本美憂の夫カイル・アグォンがクレベル・コイケ戦以来の来襲「全く問題ない相手」、迎え撃つ芦田崇宏は「打撃でのフィニッシュになる」

　RIZINが23日、武蔵野の森総合スポーツプラザで2日連続開催される『RIZIN TRIGGER 3rd』（4月16日）および『RIZIN.35』（4月17日）の追加カード発表会見を行った。 　2日目の17日（日）にリングで行われる『RIZIN.35』には、新たに外国人選手4名が参戦し、日本人4選手が迎え撃つ。 　フェザー級（66kg）5分3Rでは、芦田崇宏（BRAVE）がカイル・アグォン（グアム）と対戦。 　芦田はレスリングをバックボーンに持ち、2010年10月にDEEPでプロデビュー。一時は7連勝を飾った。2017年3月にPXCでライト級タイトルマッチを経験。同年5月のDEEPに3年ぶりの参戦を果たすと、9月にはDJ.taikiから殊勲の勝利、同年12月には上迫博仁を破りDEEPフェザー級王座を奪取した。2019年大晦日のRIZIN初参戦ではキックボクシングルールで平本蓮にKO負けを喫したが、2020年9月の萩原京平戦でキャリアの差を見せつけての勝利を収めている。しかし、2021年10月には金原正徳にTKO負けを喫した。 　アグォンは、MMA13勝10敗。グアムPXCの元バンタム級王者。山本美憂の夫でコーチとしても知られている。2019年4月にパンクラスで中島太一に勝利しているが、2019年10月にはかつて判定勝ちしているISAOとの再戦に臨みスプリット判定負け。2020年2月のRIZIN浜松大会でヴガール・ケラモフと対戦し、接戦の末、判定負け、2020年大晦日にはクレベル・コイケと対戦し、1Rにダースチョークで敗れた。現在3連敗中。 　芦田は「去年の10月以来の試合なんですけれど、試合の怪我もだいぶ癒えてすぐに大会に呼んでもらえてありがとうございます。久しぶりの国際試合で楽しみでしょうがないです。今まで日本人といっぱい試合をしてきましたけれど、海外の選手と試合をするのも楽しみなので、よりいい試合を皆さんに見せる事をここに約束するので楽しみにしていてください」と宣言。 　相手の印象を聞かれると「印象は相手の良さを消す戦い方をする選手だなと昔から思っていたことなので。僕の良さを消させないように戦略を練って、とにかくRIZINという舞台で戦う以上はアグレッシブに攻めていきたいと思います。僕はオールラウンダーと言われがちなんですが、元々ボクシングを長年やっていたので、ストライキングをもっと見せていきたいと今回凄く思っています。フィニッシュは常に狙っていきたいので、打撃でのフィニッシュになるんじゃないかなと思います」と、今回は打撃で行くと明言した。 　対するアグォンからは「再びチャンスをくれたRIZINには感謝します。世界最高のファンの前で自分のスキルを披露できることにとても興奮しています。前回の試合から1年以上経ってしまいましたが、今から試合することがとても待ち遠しいです。このパンデミックは私たちにとって厳しいものでしたが、RIZINはこのような困難な時期に人々を楽しませることができるようにイベントを開催してくれたことに私は感謝しています。皆がこの試合を見てよかったと思えるよう全力を尽くしたいと思います。対戦相手の芦田選手は自分にとって全く問題ない相手です。一緒にいい試合をしましょう」とのコメントを寄せている。