キックボクシングの試合で11勝9KOを誇る強打で平本を“狩る”とした鈴木
2022年3月6日(日)都内某所で開催される『RIZIN LANDMARK vol.2』の公開前日計量が、5日(土)都内にて15:00より行われた。
メインイベントのフェザー級(66.0kg)5分3Rで対戦する、平本蓮(ルーファスポーツ)は65.65kg、KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)は65.90kgでそれぞれ計量をパス。
鈴木は2021年9月にRIZIN初参戦も昇侍に秒殺TKO負け、11月のRIZIN TRIGGERでは山本空良に判定勝ちし、今年1月にはホームのKNOCK OUTでタップロンに1R2分17秒、豪快KO勝ちを収めて今回の平本戦に臨む。
「調子はいつも通りに仕上がっていますね。先月も試合しているので、そこまで間隔が空いていないのでそこまでキツいというのはないですね」と、1月の試合からのいいコンディションを保てているという。減量疲れもない様子だった。
平本と顔を合わせて「相手もちゃんと減量が終わって、ベストコンディションなのかなって感じはしました」と平本も調子が良さそうだと見る。左フックのポーズで挑発されたことには「それは全部リングの上で答えは出るので関係ないです」と意に介さず、目が怒っているように見えたがと言われると「僕はオーラで戦うタイプなので(笑)」とオーラを出していたと答えた。
今回がMMAに復帰して3戦目。現在のMMAの実力はどれくらいのレベルにまで上がっているかと聞かれると「それは僕が試合をしてみんなが決めることなので。総合のレベルが1から10あるとしたら、3くらいだな、4くらいだなっていうのは見ている人が決めるもんかなと思って。自分的にはまだまだ成長過程の途中なので、今はこの辺っていうのは分からないですね」と、まだ成長の途中だとする。
それでも、平本がスタンドの打撃で来てもテイクダウンに来ても対処できる自信はあるとし、「打撃だけやっているわけじゃないので、練習した通りにやろうかなと思いますね」とした。
自分自身はあくまでも打撃で行くのかと聞かれると、鈴木は「そうです」ときっぱり。「“ブンッ!”と行きます」と強打を爆発させるとし、「今回の戦いは“狩り”だと思っているので。常に相手の隙を窺って、空いたらいつでも喰らいつこうと思っているので、序盤から隙があれば喰らいに行きます」と平本を狩りに行くと言い放つ。
「開始のゴングから目が離せない」とのキャッチフレーズ通りになるのか、と問われると鈴木は「そうです。そのまま使ってください」とその通りの試合をすると話した。