【RISE】那須川天心のセコンドに朝倉未来か？ ファン感謝イベントで匂わせる

　2022年4月2日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるRISE年間最大のビッグマッチ『Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ～Tenshin Nasukawa Finalmatch～』のファン感謝イベントが、3月3日（木）東京・新宿FACEで行われた。 　イベントには今大会でRISEファイナルマッチを迎えるRISE世界フェザー級王者・那須川天心（TARGET/Cygames）も出席。トークショーと公開練習としてミット打ちを行った。 　那須川は「最後にふさわしい試合をしたいと思って毎日を過ごしています。（自分の格闘技人生は）めちゃめちゃ展開が速いですよね。ラスボスが何回出てきたんだって。これからボクシングにもチャレンジしますし、やりたいことがたくさんあるので、いい人生を送っているなと思っています」と、自分の人生はマンガのようだと話す。 　対戦相手の風音には父であり、幼少の頃からマンツーマンでトレーナーとして共に歩んできた那須川弘幸会長が就く。そのことについては「自分を育ててもらった人に、自分を超える選手をいつか作って欲しいというのがあったので、そのチャンスとなる選手が今回の風音選手です。ジムでも一緒に練習していたんですけれど今は全く会ってないです。本当にいいものを見せられるんじゃないかなと思っています」と、自分を超える選手と戦いたいとした。 　これまでセコンドとしても常に一緒に戦ってきた父は、今回は風音のセコンドに就く。では、天心には誰がセコンドで就くのかと聞かれると「セコンドはちょっと面白いこと考えていて。いつもサングラスをかけている人とか、いろいろ考えています。ちょっと分からないですけれど、楽しみにしておいてください」と、プライベートで交流のある朝倉未来と思われる人物についてもらう考えがあることを明らかにした。 　その後はリング上でミット打ちを披露。大技を連発する派手なミット打ちで、集まったファンを喜ばせた。 　ミット打ちを終えた那須川は「いい緊張感でミットが出来たので。いつもより大技を入れたりとかパフォーマンスの部分もありましたが、僕は実際に試合でそういう技をやってきたので、どれが試合で炸裂するのか見てもらいたいなと。（実際に大技が出る？）それはあると思います」と、単なる見せ技ではないとする。 　第1試合では弟の那須川龍心のプロデビュー戦も決定。それについては「龍はどうしても那須川天心の弟と見られがちですが、兄として温かく見守っていただけたらと思いますし、第1試合が龍で僕がメインなので、最初と最後を締めくくりたいと思うのでしっかり勝ってもらいたいと思いますね」と話した。 　また、試合当日の髪型について聞かれると「これで行こうかなとは考えていないんですけれど、僕の元友だちに髪を切られてしまってヘルメットをかぶっているみたいなんですが、どういう髪型がいいかSNSで募集したいと思います」と、公募したいという。 　そして最後には「僕がデビューからずっと育ってきた舞台がRISEなので、僕のRISEの引退試合もそうですが、他の試合もしっかり注目してもらって。選手たちも存在感を出していかないと。僕はいなくなるので、他に存在感を出せる選手に、この大会でいろいろな方に知ってもらえるようにいい試合をしてもらいたいと思いますねと、他のRISEファイターたちにメッセージを送った。