【RIZIN】皇治の相手候補は因縁の梅野源治か、皇治に回答を要求「男気と勇気みせてくれ」

　2022年2月23日（水・祝）静岡・エコパアリーナで開催された『SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 2nd』の試合後、榊原信行RIZIN CEOが皇治（TEAM ONE）へ熱烈ラブコールを送った。2021年大晦日でYA-MANに敗れて「しばらく冬眠する」と宣言していた皇治に、榊原CEOが3月20日(日)に丸善インテックアリーナ大阪で開催される『RIZIN.34』への出場を要請したのである。 　それに対して皇治は25日朝、自身のSNSにて「眠むたーてしゃあない。静かにせーて」と、まだ冬眠中だと投稿。ラブコールに対して拒否する構えを見せた。 　しかし、これに黙っていなかったのが皇治と因縁のある元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者の梅野源治（PHOENIX）だ。梅野は榊原CEOが皇治にラブコールを送ったニュースをリツイートし、「肘ありでやるのかキックボクシングでやるのかMIXルールでやるのか早く回答をくれよ」と、皇治のユーザー名をメンションして対戦を迫ったのである。 　榊原CEOは皇治の対戦相手について、「このあと対戦相手は何人か候補があるので、出てくるということを、冬眠辞めましたと言ってくれるならズラっと対戦候補を並べたいと思います」とすでに候補はいるとし、「出てくれという話はしていますよ。で、何人かの候補とかいろいろなことは伝えて提案はしてあります。ただ冬眠しているらしいので。まずはそこから引っ張り出すことが最優先と思っています」としており、その中に梅野がいることは間違いなさそうだ。 　梅野の文面からは、ヒジ打ちもありのムエタイルール、ヒジ打ちなしのキックボクシングルール、そのルールを交互に行うMIXルールの3種類のルールが候補にあがっており、皇治がそのどれかを選ぶのを待っているかのようだ。 　両者は2021年6月27日、丸善インテックアリーナ大阪にて開催された『RIZIN.29』の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」1回戦で対戦。1R開始からわずか43秒、皇治のバッティングにより梅野は鼻を2カ所骨折してドクターストップ。ノーコンテストとなった。 　その後、皇治は「全ての方に申し訳なかったなと凄く思っていますし、やっぱり梅野選手に一番申し訳なかったかなと思っています」と、直接梅野に会いに行って謝罪。引退を示唆した皇治に梅野が「ゴチャゴチャ言わずに一言。漢同志で白黒つけよう」と再戦を要求し、皇治自身も梅野とは男のけじめとして再戦しなければいけないという主旨の発言をしていた。 　梅野は「男気と勇気みせてくれ」と皇治へのメッセージと共に、気合いの入った迫力のミット打ち動画を投稿。自分はいつでもスタンバイできていることをアピールした。 「新しいことを始める」としている皇治だが、梅野とは“決着をつける”と男と男の約束を交わしている。この梅野からの呼びかけに皇治はどう応えるのか。