2020年10月以来、試合から遠ざかっていた山崎だが今年は再起を宣言
DEEP JEWELSで活躍中の山崎桃子（フリー）より、『ゴング格闘技』Web読者に向けて新年の挨拶と今年の目標が届いた。
山崎は中学生時、転校をきっかけにいじめにあっていたが反撃を開始。喧嘩に明け暮れ、2014年からは『THE OUTSIDER』に参戦。2勝3敗の戦績を残し、本格的にプロ格闘家を目指すためDEEP JEWELSに参戦。アマチュアルールの3試合を経てプロに昇格したが、デビュー戦で肩を脱臼して川村虹花にTKO負け。手術とリハビリを経て2019年6月に復帰すると組みで圧倒し、プロ初勝利をあげた。
同年9月のにっせー（総合格闘技道場闘心）戦では腕十字に敗れて連勝ならず。その後は仕事と練習に専念していたが、2020年3月にコンビニで酔った男に突然絡まれ、暴行を受けるという事件に巻き込まれて重症を負ってしまった。この事件は様々なメディアに取り上げられた。事件後、10月のDEEP JEWELSに出場して國保小枝から判定勝利を収めたが、以降はリングから遠ざかっている。試合をやる度に成長を見せており、復帰が待たれるところだ。
「ご無沙汰してます！ 山崎桃子です。新年明けましておめでとうございます！ 去年一年休んでましたが今年はギアチェンして再起の年にしたいと思っています。色々ありましたが変わらず応援して下さっている皆様に支えられて、本来の自分に戻り立て直して行きたいと思います。今年も宜しくお願い致します」と、今年は再起すると宣言した山崎。
今年の目標も「しっかりと自分と向き合って試合に臨む再起の年にしたい」と、試合に戻ってくることを掲げた。
ファイターとしてどういう年にしていきたいかを尋ねると「先ずは試合を楽しみたい。観てる人を魅了するような内容にしたいです」と、試合内容にこだわりたいとする。
そんな山崎に今年新しくチャレンジしたいことは何かと聞くと、「新しい事にもどんどんチャレンジする年にしたいので、芸能活動にも取り組んで行きたいと思っています。賛否両論あると思いますが、どちらも応援してもらえるように頑張ります」と、芸能活動も始めていきたいと話した。
