怪我に泣かされた2021年、先を行く伊澤星花に追いつき追い越したい本野
DEEP JEWELSで活躍中の本野美樹（AACC）より、『ゴング格闘技』Web読者に向けて新年の挨拶と今年の目標が届いた。
本野は、東海大学柔道部出身で2010年の講道館杯では西田優香（2010年世界柔道選手権-52kg級優勝）に勝利するなど活躍し、アマチュアMMAでも無敗。2019年3月の『HEAT』で満を持してプロMMAデビューを果たし、同年6月の『DEEP JEWELS』に初参戦すると、ベテランの長野美香をデビュー2戦目にして破るというアップセットを起こしている。2020年7月のDEEP JEWELSストロー級暫定王者決定戦で赤林檎を1R4分23秒、TKOに破ってわずか6戦目で王座に就いた。
しかし、2020年12月19日の『DEEP JEWELS 31』でのノンタイトル戦で、デビュー2戦目の超新星・伊澤星花に判定負け。続く6月20日大会ではストロー級王座を賭けて再戦も、伊澤に1R3分22秒、腕十字で一本負けし、王座陥落。当初は10月に再起戦が組まれていたが練習中の怪我により12月に再起戦が延び、HIMEに判定3-0で勝利した。
「明けましておめでとうございます。今年も楽しく格闘技漬けの1年にしたいと思っています！ 今年もよろしくお願いします」と、格闘技一色の生活を送っていきたいとやる気満々の本野。
今年の目標にはデビュー時からの目標である「RIZINの舞台で戦う」ことを掲げ、「一戦一戦で成長して、見てくれている方々の心に響くような試合をしたいです」と感情を揺さぶるような試合を残していきたいとした。
2022年の初試合は、3月12日（土）東京竹芝・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 36～フライ級（56.7kg）GP 2022 1ST ROUND～』にて、RIZIN沖縄大会で熱戦を演じて勝利して名を挙げたにっせー（フリー）との対戦が決定している。
そんな本野にプライベートでやりたいことを聞くと、「サーフィンとか釣りとか銛突きとか、とにかくたくさん海に行きたいです」と海で出来る様々なことをやりたいとワイルドな答えが返って来た。
