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【K-1】佐々木大蔵がヴィトー・トファネリと対戦「僕は英語もしゃべれないので拳で会話できたら」

2021/12/21 22:12
 2022年2月27日(日)東京体育館で開催される2022年の第一弾大会『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の対戦カード発表記者会見が、12月21日(火)都内にて行われた。  スーパーファイトのK-1スーパー・ライト級3分3R延長1Rで、佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館)が対戦する。  佐々木は2008年にK-1甲子園でベスト8入り、同年5月にプロデビューし、2016年にKrushライト級王者となった。2018年4月の2度目の防衛戦で同王座を失い、スーパー・ライト級に転向すると同年11月のK-1スーパー・ライト級王座決定トーナメントでは準優勝。2019年6月大会では不可思をTKOで下している。2020年2月大会で鈴木勇人を破り、ライト級に続いての2階級制覇に成功。7月に近藤拳成を相手に初防衛し、12月のK-1では大和哲也を判定3-0に降している。今年5月には平山迅を破り2度目の防衛に成功。9月のK-1では元同門の林健太にも勝利して怒涛の8連勝中。戦績は30勝(6KO)17敗1分。  トファネリは世界闘英館空手道選手権大会70kg未満級優勝。MMAとキックボクシングの二刀流で、キックボクシングでは2018年5月の『RISE』で直樹に判定負け、2020年7月のRISEで原口健飛に敗れたが、中野椋太や麻原将平を鮮やかなバックスピンキックでKOしている。2020年11月のK-1に初参戦し、ウェルター級で野杁正明に判定負け。スーパー・ライト級に階級を落とした2戦目では元Krush王者・鈴木勇人からTKO勝利を収めた。2021年5月の林健太戦ではKO負けし、それ以来の試合となる。戦績は15勝(10KO)10敗1分。  会見には佐々木のみ出席し、「K-1の大会に出場できるのが楽しみです。K-1を毎日日々生きているのが楽しい思いで、充実した日々を送っているので、それを2月にお客様を巻き込んでそういった姿を見せたいと思います」と、楽しさを伝えたいと挨拶。  トファネリの印象を聞かれると「頑丈という一言。空手仕込みの回転技とか気を付ける部分はあるのかなと思います」と評した。  外国人選手の対戦は2018年のゲーオ戦以来となるが、「同じ人間なのでと言ったらアレですが、僕は英語もしゃべれないので拳で会話できたらと思っています」と笑う。  外国人選手といえばフィジカルの強さが日本人とは違う部分だが、「フィジカルの部分で印象を持つ人もいるかと思いますが、僕は身体の使い方にフォーカスしていて、日々取り組んでいます。昔はウエイトにも取り組んできましたが、最近はいかに自分の身体で出来ることをやっていけるかってことに焦点を合わせているので。また、去年からボクシングジムにも通って新たな試みというか、この1年を通してどんどん格闘技にのめり込んでいる部分が2月もどう出るかなというのが楽しみなところはあります」と、新たな試みがどう通じるのかが楽しみだとする。  これまではテクニックで日本人選手を抑え込んできたが、パワーのある外国人選手にもそのテクニックは通用するかと思うかと聞かれると「どうですかね。やってみないと分からないです。同門の野杁正明もヴィトー選手と試合をしているんですが、頑丈な印象があります。その中で倒せる場面があれば倒せると思いますし、それはヴィトー選手も僕に対して同じだと思うので、一切気は抜かず、3分3Rと延長Rもフルに楽しみたいと思います」と、楽しみだとした。  また、試合という“アート”を見せたいと常に口にしている佐々木は、今回どういうアートを見せたいかとの問いに「ヴィトー選手との試合、その日を迎えてみないと分からないですね。自分も毎日そこへ向けて照準を合わせてやっていくので、その中で生まれて来るんじゃないのかなって思うので、何を見せたいよりはK-1を楽しみたいと思います」と、やはりまず自分が楽しみたいとした。
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