ヴィーガン生活で体質を改善し、新たな気持ちで1年以上ぶりの白星を獲りに行くKINGレイナ
2021年12月11日（土）東京・竹芝ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 35』の第10試合で、約半年ぶりにMMAでの再起戦を迎えるKINGレイナ（フリー）。
KINGレイナはDEEP JEWELS、RIZINで活躍するMMAファイターでMMA戦績は12勝4敗。2020年はDEEPのキックボクシングルールで熊谷麻理奈と対戦して1勝1敗。2021年7月にはシュートボクシングの『Girls S-cup』のリングへ乗り込み、メインイベントでSB日本女子ライト級王者・未奈と対戦したが判定3-0で敗れ、MMAでの再戦をアピールしていたが、実現ならず。9月にはRISEで村上悠佳とエキシビションマッチに出場。
MMAでは2021年6月に同じ柔道ベースの東陽子に64kg契約試合で判定負けしており、今回は約半年ぶりのMMAでの試合となる。キックルールでは2020年8月に熊谷に勝利しているが、MMAでの勝利となると2020年2月まで遡り、白星から遠ざかっている状態だ。
今回の試合が決まって「久しぶりのMMAなので、KINGレイナをしっかり見せつけていこうと思っています」と、MMAでの試合に腕が鳴る様子。
対戦相手のte-aは、元・陸上自衛隊員で徒手格闘を学び、教官に総合格闘技を勧められ、本格的にプロを目指すために除隊。3月のDEEP JEWELSアマチュア大会で強烈な右のパンチをヒットさせるなどして判定勝ちし、6月のプロデビュー戦は58kg契約で熊谷麻里奈に腕十字で一本勝ち。2021年9月の前戦では、ライト級（70.2kg以下）でぽちゃんZに判定勝ちを収めている。
「ブンブン振って来る昔の私みたいですね。でも、まだまだ粗い部分がたくさんあるのでそこを重点的に調整しています」と、キャリアが浅いぶん穴が見えるとした。
どんな試合をしてどんな勝ち方をしたいかと問うと、KINGレイナは「やっぱりボッコボコのフルボッコでKO出来るようにガンガン行きますよ」と、久しぶりのKINGレイナ節でニヤリ。「気合いの入った顔と、毎回拘ってるコスチュームやKINGレイナとしての魅せ方を見てもらえたら良いかなと思います！」と見どころを語った。
MMAで1年以上白星から遠ざかっていることに焦りはないのか。その質問には「凄く焦りはありますが、少し前にやれていた事が出来ないことは無いはず。今年もあと1カ月ないですが1試合こなして、必ず来年もまたたくさんの白星に繋げる試合をしていきたいと思います」と、復活を遂げて勢いをつけたいところ。
そんなKINGレイナに2022年の目標を聞くと「そろそろコロナも落ち着いてきているので、海外にも進出できるようなファイターを目指して突っ走っていきます」と、以前から目標としている海外進出を目標にしていくと宣言。
また、昨年夏から始めたヴィーガン生活のその後を聞くと「肌荒れだったりを防げたり、便秘も解消されるのでいいと思います」と女子におススメだとした。
