【K-1】石井慧、打倒・京太郎を目指して2022年は「出来る限り早く試合をしたい」次こそKO勝ちと意気込む

　2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪（大阪府立体育会館第1競技場）にて開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN～スーパー・ウェルター級＆フェザー級ダブルタイトルマッチ』の一夜明け会見が、5日（日）に行われた。 　第12試合のスーパーファイトK-1スーパー・ヘビー級3分3R延長1Rで、RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)を判定3-0（30-29×2、30-28）に破り、K-1ルールで2連勝となった石井慧（クロアチア/チーム・クロコップ）が会見に出席。前夜の試合を振り返った。 　まずは「KO勝ちが出来なくて、次はKO勝ち出来るように今回の反省を生かして、そして自分に何が必要なのかというのも分かったので、次はKO勝ち出来るように頑張りたいと思います」と、戦前に目標としていたKO勝ちが出来なかったことを反省。 　RUIのヒザ蹴りをボディにもらって苦戦したことには「2Rの前蹴りもけっこう顔に効きましたし、ヒザも効いたんですけれど、気持ちで負けないようにというか、絶対意地でも立っておこうと思って。気持ちでは負けないっていうことですかね」と、“気持ち”で耐えたとする。 　デビュー戦で対戦した愛鷹亮とは全く違うタイプとの試合を経て「良い経験になりましたね。やっぱり違うタイプと戦ったというのと、1試合の経験というのはやっぱり大きいですから、そういう部分で強くなったと思いますけどね」と、またひとつ成長できたという。 　試合後のマイクでは「ロード・トゥ・京太郎」だと、元OPBF東洋太平洋ヘビー級王者の京太郎との対戦を目標に掲げたが、「次戦は京太郎選手にたどり着くために、出来る限り早く試合をしたいなと思います」と次も早く試合をしたいと言い、2022年すぐにでも「オファーを貰ったらやりたいですね」と試合への意欲を燃やした。 　しかし、現段階で京太郎に勝てる手応えはあるかとの質問には「難しいなと思いますね、今のままだと。なのでもうちょっと試合の経験、キックボクシングの経験を積んで、反省というか自分が悪かったところを直して長所を伸ばすようにしないといけないなと思います」とまだ経験が必要だとし、「次はたどり着くためなので、何試合か自分の中で挟みたいなと思います」と今すぐ京太郎とやりたいというわけではないと説明した。 　そして「やっぱり体重差があっても倒せなかったっていうことは、自分の攻撃の面に問題があると思うし、倒せるパンチを身につけないといけない。ディフェンス面もそうだし、倒せるパンチを打てるように次までに練習していきたいですね」と、次こそKO勝ち出来る進化を見せたいと意気込んだ。