海人の参戦が発表され、中島と対戦することになった
2021年11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナ『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』に、シュートボクシングのエース・海人（TEAM F.O.D）の緊急参戦が決定。RISEミドル級6位・中島将志（新潟誠道館）とミドル級3分3R延長1Rで対戦することが発表された。
（写真）今年2月、日菜太を破りKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王座を奪取、名実ともに国内最強の座へ
海人はシュートボクシング世界トーナメント『S-cup2018』で優勝するなどSBの絶対的エースとして君臨、65～70kgと幅広い階級で緑川創、“ブラックパンサー”ベイノア、イ・ソンヒョン、中島弘貴、健太など国内外の強豪を次々と撃破してきた。今後は70kgを主戦場にすると決め、今年2月には日菜太を破りKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者にも就いている。4月にはモハン・ドラゴンにダウンを奪って勝利し、6月は第3代ZSTライト級王者・小金翔にも完勝。9月にはチャンスックにも勝利して7連勝中。
RISEには3度目の参戦となり、今回は昨年10月以来の出場。また、地元大阪で試合をするのは2015年10月以来、約6年ぶりとなった。海人は「久しぶりに地元大阪で試合ができるので気合いが入ってます! RISEの舞台で、しっかりシュートボクサーの強さをお見せしたいと思います。大阪のファンの皆さん、僕の試合を楽しみにしていて下さい」とメッセージを送っている。
中島は新空手出身で2017年RISEミドル級新人王を獲得。ウェルター級でも2位にランクインしており、“ブラックパンサー”ベイノア（3RKO負け）、渡部太基（判定勝ち）、廣野祐（判定負け）らトップ選手と拳を交えた。前戦は8月の『RISE EVOL』のメインイベントで、第2代ZSTフェザー級王者・森興二を1R1分51秒で右ストレートによるKO勝ちを収めている。戦績は9勝（5KO）5敗。
（写真）8月大会では狙いすました右ストレート一発で初回KO勝ちした中島
過去最強の敵を迎え撃つこととなった中島は、「急遽WORLD SERIESに参戦させて頂くことになりました
WORLD SERIESはずっと出たいと思っていたし、対戦相手の海人選手は今、日本の70kgで1番強い選手だと思うので試合の話を聞いた時は武者震いしました。そんな選手が地元大阪で急遽参戦の僕に倒される姿をお見せしたいと思います。自分の為にも自分を応援してくれる方達の為にも日本最強の男を食って格闘技界を荒らしてやります！ 残り2週間、完璧に仕上げるので、皆さんと一緒に大阪を熱くします」と、番狂わせを起こすと宣言している。
なお、このカードが最終追加カードとなり、大阪大会はオープニングファイト3試合、本戦14試合の合計17試合が行われることとなった。
