MMA
インタビュー

【RIZIN】優勝候補・井上直樹と対戦する金太郎「しんどい試合を覚悟してきました」。萩原京平とも練習=9月19日(日)さいたま

2021/09/17 21:09
 2021年9月19日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.30」第5試合のバンタム級(61kg)トーナメント2回戦(5分3R)で、井上直樹(セラ・ロンゴ&ワイドマンMMA)と対戦する金太郎(パンクラス大阪稲垣組)が9月17日、試合2日前インタビューに応じた。  2018年10月のPANCRASEで、今回のGPで朝倉海と対戦するアラン“ヒロ”ヤマニハをパウンドでTKOに降している金太郎。2021年6月の前戦では、RIZIN「バンタム級トーナメント1回戦」として、伊藤空也(BRAVE)に判定勝利し、2回戦進出を決めていた。  会見では、バンタム級の61kgリミットに向け、「68kgくらいから落としてきました。前回の試合からあまり経っていないんで体重も増えなかったです」という金太郎。「準備がしっかり出来た感じです」と、減量が順調であることを語った。  対戦相手の元UFCファイターの井上直樹は、多くの選手から優勝候補に挙げられている強豪だが、その印象を金太郎は、「手足が長くて身長がデカいくらい。別にそんなあまり意識してないです。試合で見てもらえれば、みんな分かると思います。すごいスピードのある選手でテクニックもあるのかなというぐらいですね」と評する。  同じ1回戦で石渡伸太郎に1R TKO勝ちしている井上との対戦に向け、「総合格闘技なんで、打撃にしろレスリングにしろ、お互いいろいろ(武器は)あると思うので、互いに全力でやろうという感じですね。組みも打撃もトータルに総合的な練習をかなりやってきたので、そこは自信があります」と、MMAとして上積みができているという。  大阪のジムの垣根を越えたプロ練習では、10月2日に朝倉未来と対戦する萩原京平をパートナーに、仮想・井上として対策を練って来た。 「互いに試合が近くて、いつも練習していて、打撃も強くて、すごくテクニックもあるんで、自分としてもすごくいい練習になります」と、その成果を語る。  井上戦では「しんどい試合をしようと思っています。しんどい試合を覚悟してきました」と、決意を語る。  シャープでスピーディな「打撃」に加え、極めの強い「寝技」も持つ井上に対し、金太郎は、パワフルな打撃を軸に、粘り強い組み技でもペースを握りたいところだ。  それを、5分3R=15分やり切る自信について、金太郎は、「普通に自信がある。自分が納得する試合ができれば」と、悔いのない戦いを望む。勝敗を決めるのは、「自分次第。決めてきたことをしっかりやれれば勝てると思います」と、落ち着いた表情で語った。
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