【RIZIN】浜崎朱加、女王の貫禄「下馬評通り一本かKOを狙って圧勝したい」「しっかり魅せられる試合を」

　2021年9月19日（日）さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.30』に出場する、全選手インタビューが17日（金）に行われた。 　第6試合の女子スーパーアトム級（49kg）5分3Rで、パンクラス女子ストロー級王者・藤野恵実（FIGHT FARM）と対戦するRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加（AACC）が試合2日前の心境を語った。 「藤野選手と9年ぶりに戦えることを嬉しく思っているし、ワクワクしています」と浜崎。「パワフルでフィジカルは本当にけた外れ。女性の中では群を抜いている印象です」と藤野を評し、「相手のペースに合わせてやると膠着状態が続いてしまうので、自分のペースで動き続けてやれればと思います」とする。 　膠着状態との評価については「寝技になると固めてくるし、取らせない力も強いので、それに付き合わず寝技でも展開を作るために動けば自分のペースになると思います」と自分から動いていきたいとし、「もちろん簡単ではないと思いますが、常に（フィニッシュを）狙いに行く気持ちは見せたいと思います」とフィニッシュを目指す姿勢は変わらない。 　打撃も「出したいですね。寝技でも打撃でも自分の距離で戦いたいと思います」と全局面で上回りたいとし、下馬評では圧倒的有利なことに関しては「私的には追われるより追う方が気持ち的にはラクなのかなと思いますが、今は終われる立場なので下馬評通り一本かKOを狙って圧勝したい」と、堂々の宣言。 　明日に控えた計量についても「減量はそんなにきつくないですけれど、早い段階で落とせたので食べながら減量できています」と、かなり調子は良さそう。 　今大会では女子MMAが1試合。そこで何を見せたいかとの問いには「楽しみな試合は何個かあります。男子ばかりの興行の中で1試合なんですが、その中でもしっかり魅せられる試合をしたいと思います。気持ちを出せば自ずとそうなるのかなと思うので出していきたいと思います」と、気持ちの部分で男子に埋もれない試合を見せたいと意気込んだ。 　海外からはこれまで一番タフだった相手は誰かとの質問が寄せられ、「何人か思い当たりますが、アンバー・ブラウン、RIZINでもやっていますがジン・ユウ・フライはタフでしたね」と名前をあげる。 　これからのキャリアの中で何を目標にして、何がゴールなのかとの質問には「明確なゴールは思いつかないですが、今はRIZINのベルトを防衛していくことが目標です」とした。 　また、MMAという競技で気に入ってることどんなところかと問われると「試合までの過程もそうですが、勝ったあの瞬間の高揚感。ああいうのはなかなか味わえることではないので、なかなか辞められないですね」と微笑んだ。