ONE Championshipは、2021年10月5日(火)渋谷・TSUTAYA O-East にて「Road to ONE: 5th Sexyama Edition」を開催することを発表した。
同大会は“Sexyama”こと秋山成勲が「次世代ファイターに少しでも多く試合の機会を」と発案し、自らもスポンサー獲得に奔走した“秋山プロデュースの大会。今後、韓国人ファイターの招聘も検討しているという。
プレスリリースで秋山は、「長引くコロナの影響で、46歳になった自分以上に、後輩ファイターには試合機会が少なく、集客も十分にできず大会開催もままならないんだと知りました。これはなんとかしないとあかんな、ということで、怪我を治す間に、自分の仲間や先輩たちにも声をかけ資金集めをし、ONEのチャトリ(シットヨートン)CEO、修斗・坂本(一弘サステイン代表)様やTRIBE TOKYO MMAの長南(亮代表)様からご協力をいただき、今回『Road to ONE: 5th Sexyama Edition』を開催する運びとなりました。
まだ新型コロナウィルスの感染予防対策のため、実現が難しかったのですが、今後は韓国人ファイターを招聘して『日韓戦』もマッチメイクしたいと思っています。また、いずれは自分の目標の一つである『ONE韓国大会開催』にも貢献していきたく思っています。そして、自分もそろそろ試合したいですね!」とのコメントを発表している。
対戦カードは「後日発表」とされており、秋山自身はプロデューサーとしてのみの参加となるか、それとも何らかの試合を行うのか。
9月4日には「また怪我、、、、やっちまった」とツイートし、7日には「怪我した、、やばい 医者には手術した方がいいと。親父にも手術勧められた。俺はしたくない、俺には時間がない。自分を信じろクソ秋山!」と追記しており、何らかの試合に向けて準備を進めていたことがうかがえる。
秋山は2021年4月にライト級に転向し、エドゥアルド・フォラヤンと対戦予定も怪我で欠場(※青木真也がフォラヤンと対戦)。2020年2月のONE本戦でのシェリフ・モハメド戦の1R KO勝ち以降、試合から遠ざかっている。
大会は、ABEMA格闘チャンネルにて独占生中継の予定。今回の大会発表後、秋山は「出来ないなら俺たちでやる!! 試合したい選手!! お金が欲しい選手!! 俺がやってやる!! 集まれ強者!!」とツイートしている。
また、ONE Championship日本支社代表の秦アンディ英之氏は、大会開催に向け、「今年2月に引き続き、今回で5度目となるRoad to ONEを開催できることをとても嬉しく思います。ONE本大会はシンガポールを本拠点に再開していますが、コロナ禍でも、感染対策に気を遣いながら鍛錬してきた選手たち、次世代の選手たちにより多くの試合機会を提供できること、ファンの皆さんにその姿をお届けできることを大変光栄に思います。大会開催に向けご尽力いただいている、秋山成勲選手、修斗・サステイン代表の坂本様、ABEMAの北野(雄司)様、TRIBE TOKYO MMAの長南様をはじめ、ここに関わる全ての方々に心から感謝しています。出場する選手たち全員が輝く大会を、皆さんにお届けできればと思います。どうぞご期待ください」とのコメントを発表している。