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【ROAD FC】キム・スーチョル敗れる! パク・ヘジンがギロチンチョーク一本勝ちでフェザー級王座獲得

2021/09/06 11:09
【ROAD FC】キム・スーチョル敗れる! パク・ヘジンがギロチンチョーク一本勝ちでフェザー級王座獲得

ヘジンのノーアームギロチンチョークにケージを蹴って前転したスーチョルだが、ヘジンはマウントで絞め上げタップを奪った(C)ROAD FC

 2021年9月4日(土)韓国ウォンジュ総合体育館にて「ROAD FC59」が開催された。

 メインでは、ROAD FCフェザー級王座決定戦が行われ、4年5カ月ぶりのMMA復帰戦となるキム・スーチョル(韓国)と、MMA8勝1敗のパク・ヘジン(韓国)が王座を争った。

 複数の日本人フェザー級選手に声がかけられていたキム・スーチョルの対戦相手。最終的にパク・ヘジンが“レジェンド”と対戦することになった。

▼ROAD FCフェザー級王座決定戦 5分3R
〇パク・ヘジン(韓国)
[1R 4分50秒 ギロチンチョーク]
×キム・スーチョル(韓国)

 フェザー級は2019年9月にイ・ジョンヨンがパク・ヘジンを1Rわずか10秒でKO。王座を防衛していたが、ジョンヨンはUFC入りを目指し、2021年7月にキム・デファン代表が「ジョンヨンは契約期間を終えて、タイトルを返上した」と発表。今回の王座決定戦となった。

 Road FCバンタム級王者に君臨したキム・スーチョルは、2017年にRIZINでJubgle Fightバンタム級王者のマイケ・リニャーレスを降すなどMMA15勝5敗1分けの強豪。2014年2月に手塚基伸を1R TKOに下すと以降、9勝1分けと負け無しで2017年に引退を表明。2019年12月にRoad FC 57でグラップリングマッチで復活、今回のMMA復帰戦となった。

 対するパク・ヘジンは、唯一の黒星が前王者イ・ジョンヨンにKO負けだが、2021年7月にオ・ドゥソクを1R ヒザ十字に極め、再起を果たしている。

 1R、サウスポー構えのスーチョルはゴングと同時に中央を取り、圧力をかける。一回り大きなヘジンはオーソドックス構えで迎え撃つ。スーチョルは近い距離での戦いを選択。奥足への左ローをヒット。ワンツーを突いてさらに2発目の左ロー、ミドル。

 左に回るヘジンは右ジャブ。スーチョルが近い距離でガードを固めると右ショートアッパーを突き上げる! 首相撲&ヒザのスーチョルを突き放し、さらに右アッパー、巧みに左フックを折りたたんで連続で当てるヘジン! 続けて右から左とボクシングでスーチョルを攻める。

 実戦から離れていたスーチョルは後手に回るが、左奥足ローに活路を見出す。近づけば得意の首相撲&ヒザに捕まえにいくが、ヘジンはまたもショート右アッパー。離れ際に左フック。

 続くスーチョルの左ローを掴んだヘジンはシングルレッグから後転引き込みへ。それを前方に走り抜けて足を抜いたスーチョル。ヘジンが立ち上がると、左ストレート、左ローのスーチョルが前に。そこに左ジャブを合わせるヘジン。

 スーチョルは、ケージにヘジンを押し込むが、ケージを背にするヘジンは首相撲にくるスーチョルの右腕の上から左を打ち込み、右アッパー。しかし、スーチョルはなおも粘り強く左ローを効かせ、左ストレートをヒット! 左ボディを当て、ヘジンの左を被弾しながらも右ヒザと腹に狙いを定める。

 ついにスーチョルは首相撲でヘジンの頭を下げさせるとヒザ。頭を上げたヘジンにスーチョルは左・右と連打! 右手で首後ろを掴み左手でこつこつとパンチ10連打! ショートアッパーを返すヘジンに右で首を押さえながら右ローも打ち込む。

 いつものペースを取り戻したかのように見えるスーチョルだが、体を入れ替えたヘジンは左で小手に巻き投げを狙うが、残したスーチョルに対し、引き込むように足関節に行くヘジン。すぐに足を抜いて離れるスーチョル。下のヘジンの足を蹴る。さらにヘジンの足を捌いてパウンド。ヘジンが立ち上がるとなおも左ローへ。

 スーチョルは右から左フックは大きく空振り。バックステップでかわしたヘジンは、ワンツーの右、さらに左フック! 打ち合いに応じるスーチョルは左を返し、左ローに。

 さらに金網に詰め、ダーティボクシングを狙うスーチョルに、突き放して右の相打ちのタイミングは両者ともに頭をずらしてかわすが、続く返しの左フックはスーチョルよりもコンパクトに速くヘジンが打ち抜き、スーチョルがダウン!

 崩れて片ヒザをマットに着きながらシングルレッグに入り片足にしがみつくスーチョル。それをがぶり、首をとってクローズドガードに入れてノーアームギロチンチョークはヘジン! ケージウォークで逃れようとするスーチョルにマウントになり絞め上げたヘジン! ヘジンの右手を掴んでいた左手を放し、スーチョルは5度タップ! パク・ヘジンがRoad FCフェザー級新王座に就いた。

 ブランクからか序盤は後手に回り、粗い動きもあったスーチョルだが、徐々にいつもの得意の動きを取り戻していたスーチョル。しかし、近距離での打ち合いのなかでコンパクトに左を打ち抜き、首を獲るチャンスを逃さなかったヘジンが、ベルトを巻いた。

 ケージの外に出てセコンドと歓喜の涙を見せるヘジン。キム・スーチョルがいかに韓国MMAの巨人なのかが見えるシーンだ。ケージに戻り、勝利コールを受けるヘジンを、スーチョルは祝福。マットにヒザを着いて頭を下げるヘジンに、スーチョルも頭を下げて挨拶してから、笑顔で頭を抱き寄せ、ハグをかわし勝者を讃えた。

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