2021年9月4日(土)東京・新宿FACE『skyticket Presents DEEP JEWELS 34』の前日計量が、3日(金)都内にて13:00より行われた。
メインイベントのアトム級5分2Rで対戦する、古瀬美月(K-PLACE)は46.85kg、にっせー(フリー)は47.55kgでそれぞれ計量をパス。
見事な逆三角形の筋骨隆々な肉体を披露したにっせーは「沖縄から来ました。明日はメインイベントらしく一番会場を盛り上げて、自分自身楽しんでいきたいと思います」と、“楽しむ”ことをテーマに掲げた。
対する古瀬は日に焼けた肌に黒の上下ウェアを着用。「久しぶりの復帰戦になるのですが、とてもコンディションがよくいい試合ができると思います。言いたいことはたくさんありますが、勝ってリングの上で言わせていただきます」と好試合を約束。勝ったら言いたいことがあると予告した。
古瀬は柔道をバックボーンに、2017年に16歳でプロデビュー。DEEP JEWELSでマドレーヌにTKO勝ち、川村虹花に判定勝ちなどの戦績を収め、ABEMAの『格闘代理戦争3rdシーズン』女子トーナメント準優勝で頭角を現した。2020年2月に開幕した「DEEP JEWELSミクロ級トーナメント」では、1回戦で元VALKYRIE女子フライ級王者・玉田育子に競り勝ち、決勝戦へコマを進めたものの、新型コロナウイルスの影響で2020年5月の決勝が中止に。
2020年8月には『RIZIN.22』横浜大会でRIZIN初出場。浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と対戦し、浅倉が1R1分35秒、パウンドによるTKOで勝利。その後、結婚・出産のため長期欠場することを発表した。2021年6月に第一子の女児を出産している。
にっせーは2019年9月に山崎桃子に腕十字による一本勝ちでプロ初白星を飾ると、同年12月にプロ3戦目にして女王しなしさとこをパウンドでTKOに仕留めるなど一躍注目を浴びたが、現在は強豪相手に3連敗中。2020年9月に大島沙緒里に一本負け、2021年3月のアトム級(-47.6kg)GP1回戦では優勝候補のパク・シウに判定負け。6月の前戦、アトム級GP準決勝では、欠場した村上彩に代わって敗者復活で青野ひかると対戦。1R、腕十字で敗れている。