試合がなかなか決まらないながらも日々のトレーニングの様子をSNSで公開している女子MMAファイターの中井りん(修斗道場四国)。7月3日(土)には新たにロープスキッピング(縄跳び)の動画を公開した。
ムエタイやキックボクシング、ボクシングでは準備運動として必須で行われているロープスキッピングだが、MMA(総合格闘技)では取り入れている選手はそう多くはなさそう。朝倉海が魔裟斗とYouTubeでコラボした際も、魔裟斗がロープを薦めると朝倉は「ほとんどやったことないです」と答えている。
魔裟斗はステップワークに役立つとして朝倉に教えたが、ロープは手首、腕、肩、胸、背中、ふくらはぎなどを鍛えられるほか、有酸素運動のため心肺機能の向上にも役立つ。また、ヘビーロープという重量のあるトレーニング用ロープを使えば筋トレのように全身を鍛えることができるとされている。
中井はこのヘビーロープを使って連続二重跳びやスキップをするように片足ずつを上げての跳び方など、様々なロープスキッピングを軽快に披露。中井は6歳から12歳まで器械体操を学んでおり、勝利したあとに華麗なバック宙を披露するなど運動神経の良さを見せているが、このロープスキッピング動画でもそれがうかがえる。
「準備運動を兼ねて行っていますが、腕が大きくて重過ぎて邪魔になって負担で出来にくい」としているが、その軽快な跳び方にファンからは「凄い」「身体能力高すぎ」「圧巻」などの声が寄せられ、同時に「早く試合が見たいです」との声があがっている。