橋本の欠場を受け、萩原がトーナメントに出場
2021年5月30日(日)神奈川・横浜武道館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN～K-1バンタム級日本最強決定トーナメント～』にて行われる「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場が決まっていた橋本実生（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）の欠場が発表された。
（写真）トーナメントを欠場することになった橋本
橋本は感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手（本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等）に該当することが判明したため、本大会への出場を見合わせることに。
代わって萩原秀斗（K-1ジム総本部チームペガサス）がトーナメントに出場し、1回戦で橋本との対戦が決まっていた大村修輝（POWER OF DREAM）と対戦する。
萩原は2018年からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年1月の『Krush.97』ではKrushバンタム級王座決定戦に出場。昨年の第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントではベスト4まで勝ち進んだ実績を残している。
なお萩原は6月25日（金）東京・後楽園ホール『Krush.126』で山脇飛翼（K-1ジム心斎橋チームレパード）との対戦が発表されていたが、この大会を欠場。山脇の対戦カ―ドは出場する大会も含めて再調整することとなった。
萩原は「予定とは違う形で、そして今までにない形でチャンスが巡ってきました。僕がやるしかないでしょう。チームペガサスの体制が昨年から変わり、チームを細分化して練習しています。自分は（梶原）龍児さんにチームリーダーを任せてもらっていて、普段から密度の濃い練習ができていて、いつでも試合出来る状態に仕上がっています」と、急遽の参戦にも問題ないとコメント。
1回戦で対戦する大村について「若くて上手く、成長率の高そうな選手だなと言う印象です」と評し、「準決勝で壬生狼一輝選手、決勝で松本日向選手だと思います。壬生狼選手は力道場静岡所属・静岡在住で、僕の出身地は静岡市なので静岡に縁があるもの同士K-1を盛り上げようと思います。松本選手とは決勝でK-1らしい試合が出来るのではないかと思います」と、トーナメントの勝ち上がりを予想する。
そして「期待されていた橋本（実生）くんの抜けた穴は大きいと思いますが、試合内容で皆さんに納得してもらいたいと思います。5月30日は全員倒します」と意気込んだ。
また、大村は「（対戦相手が変更になって）最初に話を聞いた時は驚きました。ただ、相手が変わっても自分のやる事は変わらないので、トーナメントに向けて最高の準備を続けます。対戦相手は変わりましたが、盛り上がる試合をするので応援よろしくお願いします」とコメントを寄せている。
