3連勝の浅井春香(左)と4連勝のKAEDEが王座を争う
2021年6月20日(日)栃木・オリオンスクエアにて、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止となったNJKF栃木大会『DUEL 21』が2年ぶりに開催される。
全6試合を行う今大会では、コロナウイルスの影響により試合機会を奪われた栃木・茨城の北関東勢を中心にマッチメイク。タイトルマッチから団体交流戦、アマチュアスーパーファイトまで、出場選手はコロナ禍を経て臨む地元での試合にモチベーションを高くしている。
メインイベントはミネルヴァスーパーバンタム級1位・浅井春香(KIKC BOX)と同級2位KAEDE(LEGEND GYM)によるミネルヴァスーパーバンタム級王座決定戦。
浅井は2020年2月、空手こまちにカウンターを決めてダウンを奪いJ-GIRLS王者になると、韓国と中国で連敗を喫したが同年8月のJ-NETWORKでISKA四冠王エルナ・オブ・スウェーデンに判定勝ち。11月には☆SAHO☆に敗れたが、2020年1月に鈴木万李弥に判定勝ち、9月のRISEに初参戦すると村上悠佳に判定勝ち、2021年1月にはライカに判定勝ちして3連勝をマークした。
KAEDEも姉IMARIとともにアマチュア時代から姉妹でその活躍を知られ、アマチュアで6つのタイトルを獲得してプロ入り。2021年2月の櫻井梨華子戦は前日計量で250グラムオーバーしたため減点1からの厳しいスタートとなったが、判定3-0で勝利を収めた。3月には5戦5勝と無敗であったルイからダウンを奪って判定勝ちし、5勝1分の好成績でタイトルマッチまで辿り着いた。