3月大会に続いて女子のタイトルマッチがメインを飾る。暫定王者・小林vs田渕 （C）RISE
2021年4月17日（土）東京・後楽園ホール『RISE 148』の全対戦カード＆試合順が決定した。
メインイベントは3月大会に続いて女子マッチが務める。RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ3 分5R無制限延長Rで、RISE QUEENフライ級暫定王者・小林愛三（NEXT LEVEL渋谷）と田渕涼香（拳聖塾）が再戦。両者は昨年12月にノンタイトルマッチで対戦し、試合前に暫定王者に認定された小林が、初参戦の伏兵・田渕にダウンを奪われ判定負けの番狂わせ。今回は正規王座（小林が勝った場合はそのまま正規王者となり初防衛、田渕が勝った場合は初代王者となる）を懸けたリベンジマッチに挑む。
セミファイナルはSuperFight!のフェザー級(-57.5kg)3分3R延長1Rで、同級王者・工藤政英(新宿レフティージム)が初参戦の第2代ACCELバンタム級＆ABW初代同級王者・田渕神太(拳聖塾)とノンタイトルマッチで対戦。工藤は「1Rから仕掛ける」と予告し、KO決着を狙うと宣言。田渕は妹の涼香に続いて、初参戦でのRISE王者撃破の番狂わせを狙う。
第6試合はスーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1Rで、同級8位・水落洋祐(エイワスポーツジム)と同級5位・伊藤澄哉(戦ジム)が対戦。RISEのランキングでは伊藤の方が上位だが、水落はWPMF世界ライト級暫定王座、REBELS65kg級王座、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座、WBCムエタイ日本ライト級王座、WPMF日本ライト級王座と数多くのタイトルを獲得してきたベテラン選手。キックボクシング界を代表する“激闘派”として知られる水落と、地下格闘技出身のアグレッシブファイター伊藤の試合は激闘間違いなしの一戦だ。
第5試合では今年開催が内定している賞金トーナメント『DEAD OR ALIVE』ミドル級の査定試合としてTENKAICHI元ウェルター級＆ミドル級王者・宮城寛克(赤雲會)vs第2代ZSTフェザー級王者・森興二(FJ KICKASS)、第4試合では7月に開催が決定した『DEAD OR ALIVE』スーパーフライ級トーナメントの査定試合として同級9位・金子梓(新宿レフティージム)vs MuayThaiOpenスーパーバンタム級＆WMC日本バンタム級王者・鳩(TSKjapan)が-53.5kg契約で行われる。
また、第3試合と第2試合でも女子マッチが組まれた。アトム級(-46kg) 3分3Rでは平岡琴(TRY HARD GYM)vs小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)の“空手女子対決”。平岡は2014年の極真会館全日本女子ウェイト制空手道選手権軽量級優勝、小林は2019年の正道会館全日本空手道選手権大会軽量級優勝の実績を持つ。
ミニフライ級(-49kg) 3分3RではERIKO(ファイティングラボ高田馬場)と紗彩(ドージョー☆シャカリキ)が対戦。
ERIKOは普段派遣OLで、ダイエット目的で3年前からキックボクシングを始めた。2019年9月の『RISE』でプロデビュー。パンチでの打ち合いを好む激しいファイトスタイルで4勝（2KO）2敗の戦績を持つアグレッシブスタイルの女子だ。2月のミネルヴァで真美に敗れており、再起戦となる。
紗彩はジュニアキック出身で、中学時代は柔道部にも所属して3年生時には県大会で3位に入賞。2020年3月、高校に進学し、12月の『JAPAN KICKBOXING INNOVATION』でプロデビュー。勝利を収めている。紗彩は自身のSNSにて「小さい頃から憧れの舞台として見ていたRISEのリングに上がることが出来ること、すごく嬉しく思います。また、今回の試合は新空手の推薦枠ということで出させて頂きます。新空手は私が小学1年生の時からずっと出させて頂いています。私がここまでキックボクシングを続けることができたのも新空手で勝つことを目標に練習してきたからです。本当に感謝しています」との想いを綴っている。
