森岡（左）、横野共に短期決着を予告した
2021年4月4日(日)東京・新宿FACE『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX』の前日計量が、3日（土）正午より都内で行われた。
第4試合のスーパーバンタム級KNOCK OUT-REDルール3分3R延長1Rで対戦する、森岡悠樹(北流会君津ジム)は54.9kg、前DEEP☆KICK 57.5kg王者・横野洋(キックボクシングジム3K）は54.7kgで計量をパス。
1月大会の会見ではとぼけたコメントを連発、今回の試合前インタビューでは“ビッグマウス”を炸裂させていた横野は「明日の意気込みは早く倒してはよ本戦に出たいです」と、この日も舌好調。
対する森岡は「REBELS,KNOCK OUTで2連敗しているので、勝つだけじゃなく内容も意識して勝つ試合をしたい」と意気込んだ。
初めて顔を合わせた印象を聞くと、横野は「大きいなと思いました」、森岡は「動画で見たよりは小さいなと思いました」と身体のサイズを言い合う。
毎日飲み歩くというほど酒好きの横野は、試合が終わったら歌舞伎町で飲むのかとの質問に「ちょっと怖いです。早く倒して、飲みに行くのは繁華街から離れたところに行きたい」と笑う。それを聞いた森岡が「横野選手も早めに終わらせたいと思っているので、1Rから打ち合って早く決着がつく試合をしたい」と短期決戦を予告。それを聞いた横野も「僕もすぐに終わらせて、本戦に出られる選手になりたいです」とニヤリ。
横野の事前インタビューを読んだという森岡は「自分はお酒が好きじゃないのでお酒のことは分かりませんが、変わった選手だと思いました。横野選手も打ち合いたいと言っていたし、パンチが得意だと言っていたので自分も打ち合って返すので、1Rからお酒を我慢して打ち合ってもらいたいですね」と挑発。
これに横野は「僕、パンチが得意だなんで言いました？」とツッコミをいれると、「しばいて早く終わらせたいと思います」と言い放つ。
連敗を喫しているとコメントした森岡は、連敗で何が変わったと聞かれると「今回の目標は1Rからガツガツ攻めること。前はスタミナを意識してしまって3Rまで行って延長まで行くパターンが多かったので、今回は1Rから行って最後まで打ち合えるスタミナを作ってきたので大丈夫だと思います」と、1Rから攻めると予告。
宮田充KNOCK OUTプロデューサーが「いい勝ち方をした選手はベルトに近付く」とコメントすると、横野は「この前チャンピオンが決まったけれど、あまりぱっとしてないので、自分がこのまま駆け上がっていこうかなと思ったんですが、BLACK（ヒジ打ちなし）も狙っていこうかと思っています。BLACKを盛り上げてRED（ヒジ打ちあり）も獲りたい」と、KNOCK OUTのBLACK（王座は空位）とRED（王者は小笠原瑛作）の両方を制すと豪語。
森岡はタイトルのことには触れず、「明日はインパクトを残す試合をします」と明日の試合に集中しているようだった。
