大仁田厚キャラを貫く壬生狼。大仁田にタイトル奪取を誓った
2021年3月27日（土）東京・後楽園ホール『Krush.123』の前日計量＆記者会見が、26日（金）都内にて13:00より行われた。
メインイベントのKrushバンタム級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、挑戦者・壬生狼一輝（力道場静岡）はリミットちょうどの53.0kgでパス。しかし、王者・吉岡ビギン（team ALL-WIN）は54.8kgと1.8kgの大幅オーバーで再計量でのパスを目指したが、54.3kgで15:00の最終リミットまでに落とせず。
吉岡は勝敗のいかんに関わらず試合後に王座ははく奪。壬生狼が勝利した場合は新チャンピオンとなる。壬生狼が敗れた場合、王座は空位。公式ルールに基づき、ファイトマネーの30％没収、10オンスのグローブハンデ（壬生狼は本来の8オンス）、第1Rは減点2からの試合開始となる。
計量後の会見には壬生狼のみが出席。今回も“壬生狼ワールド”を展開した。
「みなさんどうもこんにちは。三味線ひかせれば日本一、やる気、元気、一輝です」と挨拶した後、「おいおい、まずは司会者、今日は噛まんようにワシと一緒にウォーミングアップじゃあ！」と、いつもの大仁田厚キャラと化して司会者と早口言葉の応酬。壬生朗自身が噛みまくりで言えなかったが、「おいおい、ワシが言えたって言ったら言えたんじゃあ！」と押し切った。
壬生狼は「明日は世界三大革命を四大革命にする。天龍革命、維新革命、飛竜革命、そして明日は壬生狼革命じゃあ！ よう見とけ！」と、革命を起こすとする。その革命とは自分が活躍し、K-1にバンタム級を新設することも含まれているのかと聞かれると「そういうことじゃのう」と答えた。
吉岡が計量をパスできなかったことには「おいおい、吉岡選手、まず減量デスマッチ0ラウンド、ワシの勝利じゃあ！」と勝利宣言。前回に続いて持ってきた子供の人形は「これはな、人間は成長するもんじゃあ！ 大五郎の第二形態じゃあ！」と説明した。
タイトルマッチを控え、大仁田厚本人から「頑張ってタイトル獲るんじゃ、ファィヤー」と激励のメッセージをSNSで受け取ったことについては「大仁田さんがベルトを獲れなかった分、ワシがこのKrushというメジャータイトルを必ず獲ってみせる。大仁田さん、邪道魂しっかり受け取った！」と、大仁田に代わってメジャー団体のタイトルを奪取すると宣言。
さらには「明日の試合はワシが一方的に勝って、勝って、勝ちまくる。そんな試合をしっかり見せちゃるわ！」とし、「おい、明日はな、Krush.123という名の壬生狼革命、よう見とけ！ あと明日は壬生狼Tシャツが発売されます。ぜひ買ってください。お楽しみはこれからだ」と、しっかり告知した。
