【DEEP JEWELS】RENAが可愛がる新女王・本野美樹「スタンドでの勝負でも盛り上げたい」

　2020年12月19日（土）東京・新宿FACE『skyticket Presents DEEP JEWELS 31』（18:30開始）で、今年タイトルを獲得した新女王が揃い踏み。メインイベントとセミファイナルを飾る。 　セミファイナルのストロー級5分3Rでは、DEEP JEWELSストロー級暫定王者・本野美樹（AACC）と伊澤星花（高本道場）が対戦する。 　本野は、東海大学柔道部出身で2010年の講道館杯では西田優香（2010年世界柔道選手権-52kg級優勝）に勝利するなど活躍し、アマチュアMMAでも無敗。2019年3月の『HEAT』で満を持してプロMMAデビューを果たし、同年6月の『DEEP JEWELS』に初参戦すると、ベテランの長野美香をデビュー2戦目にして破るというアップセットを起こしている。 　10月には豪州『Eternal MMA』でWMMA豪州女子ストロー級王者ケーシー・オニールに3戦目にしてタイトルマッチに挑んだが判定負けで初黒星。12月『DEEP』でのパク・チヨン戦では1R、腕十字による一本勝ちで再起を果たし、2020年2月のDEEP JEWELSではノンパン・ザ・ロケットを1RでTKOに仕留め、7月のDEEP JEWELSストロー級暫定王者決定戦では赤林檎を1R4分23秒、TKOに破ってわずか6戦目で王座に就いた。 　今回の試合には「前回の試合から少し期間が空いているので、その間でどれだけ自分が成長できているのか楽しみです」との気持ちで臨む本野。 　対戦する伊澤については「柔道やレスリングで成績を残してきたエリートなので、勝負強い印象です」と評し、「得意分野は同じなので、そこでの戦いはもちろんですが、グラップラー同士のスタンドでの勝負でも盛り上げていきたいです！」と寝技が得意な者同士での打撃戦も見せたいとした、 　今後の目標は「RIZINの大舞台で活躍していきたいです」と、一貫して答える本野。「こんな時期ですが、いつもたくさんの応援本当にありがとうございます。少しでも皆さんの心に響いてもらえるような力強い試合をします」と、ファンにメッセージを送った。 　なお、本野にルーティンはあるかと聞くと「ルーティンは無く、ありのままで生活しています！」と、周りから“天然”と言われることが多い本野らしい答えが返ってきた。