短いスパンでの試合となる大晦日に出場する理由、対戦相手について、そして今後について大いに語った朝倉未来
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.26』に出場が決定、弥益ドミネーター聡志(team SOS)との対戦が決まった朝倉未来(トライフォース赤坂)が、自身のYouTubeチャンネルのサブチャンネル『ふわっとmikuruチャンネル』を12日(土)に更新。
映像では自身の試合のことに加えて現在発表されている同大会の10試合(自分の試合とキックボクシングの試合を除く)について、「大晦日の対戦カード予想。当たっちゃうけどいい? 本気の分析していい?」と前置きして、朝倉は各試合の展開と勝敗を予想。40分近くにわたって語った。
朝倉は自分の試合については「大晦日試合が決まりましたね。マジで今までで一番短いスパンでの連戦かな。身体に鞭を打って、ここは出るかと。大晦日だし、格闘技を盛り上げるという大義名分もありますからね、俺には。使命と言うか、俺の役目みたいなところが。自分がやってる競技に誇りを持っているから、そこを有名にしたいとは誰しもが思っていることで。そういうのをあまり言わないヤツとか、自分がやりたいからやってるだけって言ってるヤツもいるけれど、できないから言ってるだけで。俺から言わせれば。観客をたくさん呼べて、感動とか興奮をさせられる選手が一番凄いってことなので」と、格闘技への愛から出場を決めたと明かす。
「今回、俺の目標はRIZIN史上最高の視聴率をとって、最高の試合で今年を終わらせるってことですね」と2つのテーマも掲げた。
対戦する弥益については「弱いと思っている人が多くて。めちゃめちゃ強い選手で。ずっとDEEPのチャンピオンだったし、13連勝くらいしているんですよね。この間は拮抗して判定で負けていましたけれど、普通に強敵なんでね」と、強敵であることを見る人にも知ってもらいたいとする。
そのうえで「でもボコボコよ。そりゃあもちろん。前回の試合で出た課題が自分の中であって、気持ちが冷静なのが俺の強みなんだけれど冷静すぎて保守的にもなっていたし、自分からのプレッシャーというか狂気的な部分がなかった。今回はそこの融合をしたいですね。冷静でありながら狂気的なところも出つつ、もし来たらカウンターで打ち抜くよ。この1~2カ月でもちろん身体的にも追い込んでいるけれど、スパーリングも毎日やって整体にも行っているけれど劇的に強くなることはない。精神面なので。そこを見てほしいと思いますね。来年以降の朝倉未来に期待するような試合をして、やっぱり強いなって。そして斎藤選手へのリベンジを果たそうかなと思っていますね」と、精神面が変わったところを見てほしいと言い、改めて斎藤裕とのリベンジマッチにつなげたいとした。
また、「フェザーが盛り上がっている。強い選手が入ってきた。楽しくなってきましたね。ライバル的な存在が増えて。俺もまた強くなっちゃうなって」と、層が厚くなってきたフェザー級についても語っている。