額を押し付けに行ったANIMAL☆KOJI（左）にRUIも応戦 （C）K-1
2020年11月3日(火・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の前日計量＆記者会見が、2日（月）福岡市内にて13:00より行われた。
第6試合のスーパーファイト、K-1クルーザー級3分3R延長1Rで対戦するRUI(K-1ジム五反田チームキングス）は89.8kg、ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)は87.9kgで計量をパス。
会見に出席したKOJIは「K-1初参戦、ANIMAL☆KOJIです。明日はRUIの首を狩るためにしっかり準備してきたので。この狩りが人生の分岐点だと思っているのでしっかり成功させます」と、“RUI狩り”を宣言。
リングネームの由来を聞かれると「僕は私生活もアニマルだからです。僕は野獣なので、明日もキックボクシングをやるつもりはなくて、ただ、目の前にいる相手を倒す。キックボクシングみたいにキレイな形じゃないかもしれませんが、とにかく殴って蹴って倒す。そのためにいままで生きてきました。明日はK-1ルールで戦いますけれど、本当に関係ないですね。ただ、二人でやり合うだけです」と、激闘を予告する。
さらに「RUI選手は良い人そうな感じで、僕が悪役みたいな感じになりましたけれど（苦笑）、公開練習でも言った通り、相手はキリンで僕は野獣です。しっかり噛み付いて、最後の最後まで噛み付いて息の根を止めます。そういえば、RUI選手は僕に立ち技を教えると言っているので、試合中にそれをしっかり吸収して、次のステップに進んでいきたいと思います。あと、言い遅れたけれど僕の地元は福岡なので、福岡のみなさん、応援よろしくお願いします」と、かなりの意気込み。
それに対してRUIは「福岡県北九州市出身のRUIです。ずっと念願だったK-1福岡大会、とうとう明日開催されます。この大会に対しての気持ちは、自分が一番強いと自覚しています。それを明日、リングで出すだけです、ご期待ください。やっぱり、K-1に対する思いは強いですし、地元開催というところが一番の根っこかな」と、地元でのK-1への思い入れを話した。
KOJIについて聞かれると「クルーザー級にはなかなかいないキャラというか。個人的にはしっかりと（個性が）立っている選手だなと感じています。実力はもちろんリスペクト、評価していますし、K-1のリングで戦えるというのは非常に嬉しく思いますね。久しぶりのK-1のリングで、ずっとトレーニングを積んできましたので、それをしっかり披露できたらなという気持ちです」と、相手の挑発には乗らない。
また、KOJIの“キリン”発言にも「いいんじゃないですか、そういうふうに言ってくれたほうが。なんて言うんだろう……『キリンですか』っていう感じです（笑）」と余裕を見せていた。
